新しいことを考える前に、まずスペースを空けて
業務フローや事務仕事に無駄が多いなら、どうしたら効率化できるかを考えてみる。書類仕事や打合せが多いことで、リモートワークがしにくい環境になっているかもしれません。ナオミさんのような現場の人がどうすれば快適に働けるかを分かりやすくまとめて報告することは、立派な「新しいこと」ではないでしょうか。
そしてこの「働き方改革」には、さらにメリットがあります。
それは、働く人の時間や心に「余裕=スペース」を生むということ。今のナオミさんの実感のように、「目先のことに追われてバタバタと働いていると、新しいことを考える」余裕はなくなるんですよね。
「新しいこと」の前にはまず、「古いものを捨ててスペースを空ける」作業がマスト。今あるものを手放せば、新しいものがその空いた空間に入ってくるのです。
疲弊した頭でどんなに考えても、出てくるアイディアには限度があります。ナオミさんの提案によって職場全体の生産性が上がり、より多くの人が「次にどんなことにチャレンジできるか」「もっとやりたいことはないか」を考える余裕ができるとすれば万々歳なのではないでしょうか。
仕事において、「新しいこと」という言葉は悩ましいものです。しかし、身近なモヤモヤや困りごとが「新しいこと」を生み出すヒントになるかもしれませんね。
【漫画で解説】「もっと“新しいこと”を考えてよ!」上司の指示にモヤつくワーキングマザー。突破口はどこにある?
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作画/Sumi
構成/山本理沙
前回記事「「自分で自分の機嫌をとる」の呪縛にとらわれた45歳バツイチ女性。年々増す孤独はどうすれば…?」はこちら>>
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