半年ぶりにスタイリスト佐藤佳菜子さんの特集がスタート! ファッションも生き方も若い頃ほど冒険しなくなる40代。ですが最近の佐藤さんは、「迷ったらチャレンジしがいのある方を選ぶようにしている」とのこと。第一回目は「人生を通して惹かれたことがなかったハイテクスニーカーに挑戦したら、おしゃれがまた楽しくなった」というエピソードを、最新の着こなしと共にお届けします。

おしゃれを楽しむ最大の秘訣は、小さなチャレンジをし続けること


「少し前に思い立って、インド人の先生がやっているヨガクラスに参加してみたら、自分には絶対できないと思っていたブリッジが人生で初めてできて、それがすごく嬉しくて! 大人になると自分の苦手なことが分かる分、どんどん守りに入って挑戦しなくなるけれど、ブリッジができたことと同じように、日々のおしゃれを楽しむ最大の秘訣も、実は小さなチャレンジをし続けることにあるんじゃないかと思うんです」

白×シルバーのニューバランスのスニーカー。
いつもの服がちょっと新鮮なバランスに

大人が履きやすい「ハイテクスニーカー」ってどんな色と形?「似合わない」という思い込みを手放したら、おしゃれがもっと楽しくなった!【スタイリスト佐藤佳菜子】_img0
 
大人が履きやすい「ハイテクスニーカー」ってどんな色と形?「似合わない」という思い込みを手放したら、おしゃれがもっと楽しくなった!【スタイリスト佐藤佳菜子】_img1
靴/ニューバランス ブラウス/ユナイテッドアローズ パンツ/プルミエ アロンディスモン バッグ/メゾン カナウ 
KANAKO’S コメント 
スニーカーは底の薄いクラシックなタイプが好きで、いくらハイテクスニーカーが世間で流行っていても、私は別にいらないとずっと思っていました。脚の長さや身長に対して靴が大きすぎる気がしていて。

でもある日ふらっと入ったお店でこのシルバーのハイテクスニーカーが目に入り、試着してみたら想像していたほどボリュームが出ないし、白とシルバーの色味なら主張しすぎず、何よりこれを履くことで変わる着こなしのバランスが面白いなと思ったんです。メッシュ素材で柔らかくて、こんなに今すぐ走れそうな靴は履いたことないなと思ったら、自分の中で面白くなっちゃって、次々と買ってしまいました(笑)。

すごく頻繁に履くかと聞かれたらそこまでは履かないけれど、新しい存在が自分のワードローブに入ってきたことに意味があるのかなと思っています。
 
 

すごくカジュアルな服の日は履かない。
アンバランスなおしゃれを楽しむために使います

大人が履きやすい「ハイテクスニーカー」ってどんな色と形?「似合わない」という思い込みを手放したら、おしゃれがもっと楽しくなった!【スタイリスト佐藤佳菜子】_img2
 
大人が履きやすい「ハイテクスニーカー」ってどんな色と形?「似合わない」という思い込みを手放したら、おしゃれがもっと楽しくなった!【スタイリスト佐藤佳菜子】_img3
靴/ニューバランス ワンピース/ルーニィ バッグ/ザロウ
KANAKO’S コメント
すごくカジュアルな服の日にハイテクスニーカーを履くことはなくて、こんな風にワンピースや大人っぽい格好のときの外しアイテム的に使っています。ハイテクスニーカーは一回履いてみないとボトムと合っているかとか、まだベストなバランスが分からなくて。何回も鏡を見たり、上手くいかないときは履くのをやめるときもあります。普段は頭の中で決めたコーディネートでほぼ完結するのですが、ハイテクスニーカーはこの試行錯誤する感じがむしろ新鮮で楽しいんです。


まだまだあります!佐藤さんの私物ハイテクスニーカー

大人が履きやすい「ハイテクスニーカー」ってどんな色と形?「似合わない」という思い込みを手放したら、おしゃれがもっと楽しくなった!【スタイリスト佐藤佳菜子】_img4
靴/(左下)ニューバランス (上)ナイキ (右下)ミズノ
KANAKO’S コメント 
ハイテクスニーカーって要素がありすぎてトゥーマッチだなと思う日も結構あるので、単色の方がもしかしたら履きやすいのかな? と思って買ったのが、上の黒のナイキと左下のネイビーのニューバランス。ネイビーの靴って不思議と世の中にあまり売っていなくて見つけるのが難しいのですが、スニーカーなら案外見つけやすいのかもしれません。

右下のミズノ×グラフホッパーのスニーカーは一見遊びがあるけれど、実際履くと意外とシックなので気に入っています。

次回は「一度は離れていたアイテムを今また新鮮に着られるようになった」という佐藤さんの最新の着こなしを、一時期スタイリストの仕事を離れていたエピソードと絡めてうかがいます。お楽しみに!

※掲載アイテムで価格が入っていないものは本人私物です。


撮影/長谷川怜実(S-14)
着用・スタイリング/佐藤佳菜子
ヘアメイク/日高 咲(ilumini)
構成・文/堂坂由香