スキルを磨いて 目指せ!単価&コスパアップ
クラウドワークスの発注相場を見てみると、
・YouTubeの動画作成・編集(15分/テロップ・素材カット・SE) 8000円〜/本
・TikTok・短尺動画(動画の撮影・文字入れ/カット・顔出しなし) 3000円〜/本
でした。「15分で8000円なら悪くないのでは?」と感じるかもしれませんが、初心者がこれを作ろうと思うと……何時間かかると思いますか?
編集作業の大きな流れとしては、
(1)撮影データをPCに取り込む(PCの容量やスペックにより、かかる時間が変わります)
(2)使用するシーンをつなぐ「カット編集」(どこを使うか決めたり、素材を整理する作業が事前に発生します)
(3)字幕テロップを入れる
(4)音声を編集する(ノイズを削除したり、音の大きさを調整したり、BGMを入れたり…と意外にやることがあります)
という感じ。やろうと思えば、いくらでもこだわることができます。なので、まずはやってみて、慣れて、スピードアップと技術力を磨くことが先決。
初心者OKの案件は報酬が低めですが、実績を重ね、ポートフォリオを作り、徐々に単価アップを目指しましょう。
動画編集は、YouTubeや短尺動画だけではなく、企業紹介動画や結婚式用ムービー、セミナー用動画など、それこそ多岐にわたります。スキルに応じて10倍、20倍の単価アップを目指すことも可能なので、ステップアップ&報酬アップはぜひとも目指したいところです。
ただ、身ひとつでできるWebライターなどとは違い、動画編集には少し準備が必要です。
まずは、PC環境。上述のとおり、PCのスペックで作業効率は変わります。動画は情報量が多いと冒頭でお伝えしましたが、データ容量も大きいんです。そのため、スムーズな作業のためには、PCの容量やネット環境は重要です。
また、フリーソフトなども出ていますがそれだとできることも限られているため、お仕事として受ける場合、有料サービスを使う必要が出てきます。最もポピュラーな動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」は単体プランで月額3280円(個人向け)、国内販売シェアNo.1の「PowerDirector 365 Mac版」は月額2180円と、必要経費がどうしても発生します。
動画編集はスクールや講座などもあり、技術習得の近道ではありますが、それも安くはありません。自分が動画編集に向いているか、仕事として続けられるかわからないうちに、高額投資するのはナンセンス。まずは無料の解説動画などを参考に始めてみてからでも遅くありません。
「動画を見るのが好き」「スマホのアプリで動画編集するの、結構得意」など、興味がある人は、まず解説動画などをみることから始めてみましょう!
【動画編集】
ミドル女性に向いている度 ★★★☆☆
時間の自由度 ★★★☆☆
長く続けられる度 ★★★☆☆
稼げる度 ★★★☆☆
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