興味はあるし、やってみたいけど、独学はハードルが高いという場合は、どうすればいいか。
そんな場合は、国の制度を上手に使ってみましょう。というもの、世の中は今、リスキリングがブーム。特に、デジタル人材育成は急務となっています。
そのため、一部スクールのWebデザイナーのコースは、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」対象になっているため、該当者は最大70%の補助が受けられます。
また、雇用保険に加入している人も、加入していない人も無料で受講できる「ハロートレーニング」にも、Webデザイナーのコースが設定されていることもあります(都道府県や時期による)。
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バナー作成のスキルを身につけた後は、ホームページ作成にステップアップするのもいいですが、例えばリーフレット作成など紙の制作物のデザインに進む可能性も出てきます。
興味があるなら、一度調べてみても損はない副業といえそうです。
【Webデザイナー】
ミドル女性に向いている度 ★★★☆☆
時間の自由度 ★★★☆☆
長く続けられる度 ★★★★☆
稼げる度 ★★★★☆
特技を活かす副業の決定版「イラストレーター」
絵心がある人の副業として真っ先に思い浮かぶ、イラストレーター。絵を描くのが得意な人にとって、好きなだけ絵を描いて、それでお金がもらえるなら、こんなに楽しいお仕事はないのではないでしょうか? しかも、特に資格も必要ないので「イラストレーターです」と名乗りさえすれば、今日からあなたもイラストレーターになれます。
が、それで稼げるかどうかは別のお話。イラストレーターは自分の描きたい絵を描くことがお仕事ではありません。クライアントの意向を汲み取り、それに沿ったイラストを納品して初めて、プロのイラストレーターとなるわけです。
例えば、「女性の更年期の症状(ホットフラッシュ、手のこわばり)を伝えるイラスト」「会社案内をリニューアルするにあたり冊子の中面に載せる挿絵」「新商品の良さをマンガ形式で伝えたい」……など、趣味で描いているときには絶対描かないであろうオーダーに応える必要があります。
金額もかなり幅広く、挿絵なら数千円〜数万円、広告に使われるなら数万円以上など特に決まった料金はなし。
また、二次使用やグッズ化などもある場合は、さらに複雑になり交渉が必要な場合もあります。そういう意味でも、著作権や版権などの知識も持っておいた方が◎。自分が生み出したイラストを勝手にいろいろ使われてしまうなど被害者になる可能性があるため、自分の身を守り、トラブル防止のためにも知っておいて損はありません。
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