暑かった夏が過ぎ、さわやかな風に癒される秋。海の幸も、山の幸も秋は旬の食材が多く、食欲をそそられます。おいしいものを囲んで、アットホームなホームパーティはいかがでしょうか？ そんなときは、無理をせずに舌になじんだ「わが家の味」でのおもてなしを。
今回は『お料理家計簿2025』の料理研究家・石原洋子さんの特集から和食のおもてなし献立４品をご紹介します。
【この記事のレシピの決まり】※C＝計量カップ（200ml）、大＝大さじ（15ml）、小＝小さじ（５ml）、合＝炊飯用カップ（180ml）。材料は明記のないものは４人分です。
※レンジ＝電子レンジは特にことわりのない場合、600Wを使用しています。
※油は特にことわりのない場合、植物油のことです。
【レシピ１】さけのみそチーズ焼き
「秋味（あきあじ）」ともいわれるほどさけは秋が旬。相性のよいみそとチーズ味で作ります。
材料
生ざけ……４切れ（320ｇ）
塩……１つまみ
しめじ……１袋（200ｇ）
長ねぎ……１本
ブロッコリー……１／２個
Ａ
｜西京みそ……120ｇ
｜酒、みりん……各大さじ１
ピザチーズ……80ｇ
作り方
① 生ざけは1切れを半分に切り、耐熱容器に入れて塩をふり、10分ほどおく。水けをふいて酒をふり、ふんわりラップをしてレンジで約３分加熱する。
さけは塩をふって生ぐさみの出た水けをふき、レンジで酒蒸しにしてうま味を引き立てる。
② しめじは石づきを除いて小房に分ける。長いものは半分に切る。
③ 長葱は１cm幅の斜め切りにする。ブロッコリーは小房に分け、熱湯でかためにゆで、ざるに上げる。
④ Ａは練り混ぜる。
⑤ ボウルに②、③とピザチーズ60ｇを入れて④の２／３量を加え、ざっと混ぜて全体に味をからめる。
練りみその２／３量をさけ以外の具材に加え、全体にからめる。
⑥ 耐熱容器２個に等分に⑤を入れ、①をのせて残りの④をかけ、残りのピザチーズを散らす。200℃に予熱した天火で焼き色がつくまで10～12焼く。
残りの練りみそをさけにかけ、更にチーズを散らして香ばしい焼き色をつける。
【メモ】レンジで２分ほど加熱してからトースターで７～８分焼き色をつけてもよい。
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