ハイライト&トナーによるブレンドカラーで
コントラストが控えめな自然で明るい髪色に
明るい髪色に見せたいけれど、褪色時のギラつきや赤味は気になるという川島さん。そこで担当の岩上さんは、全体の髪色をトーンダウンさせてから、今ある白髪をぼかすようにハイライトを加えます。
\こんな感じにハイライトを入れます/
ハイライトを入れた後は、その周りの根元をリタッチ。さらに全体の色味を調節するトナー剤を重ねます。これにより、ベースの髪色と白髪、ハイライトカラーが自然になじんで、ナチュラルな仕上がりを目指せるのだとか。褪色のギラつきも抑えられます。
\こんな感じにトナーを重ねます/
仕上がりはこちら!
複数の髪色が重なり合うことで、品のあるブレンドカラーに仕上がりました。髪質も柔らかく見えるので “ハイライトはしたいけれど、目立ちすぎるのはイヤ”、という人にもぴったりの技法です。
Side&Back
頭頂部を見られても、もう白髪が目立たない!
地毛の髪色を含む複数のカラーによって、生えてくる根元白髪も目立ちにくくなります。また、髪のクセもハイライト効果でおしゃれな雰囲気に。
白髪を生かしたり、隠したり、ぼかしたりなど、今ある白髪と上手に付き合いながらデザイン性の高いおしゃれな髪色を目指せる“脱・白髪染め”。
「以前は白髪染めによる乾燥がとても気になっていましたが、白髪ぼかしハイライトをしたことでツヤ感もアップしました。白髪染めって髪が傷む、染める回数が増えるなどネガティブな印象もありましたが、これなら前向きな気持ちで続けられそうです」と、川島さん。
白髪があってもおしゃれな髪色を楽しめる「白髪ぼかしハイライト」。まるでファッションカラーで作ったような髪色なので、まだまだヘアデザインを楽しめそうです。
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撮影/古谷利幸
ヘアカラー/岩上晴美
ヘア/岩元俊介
メイク/葛西優朝
取材・文/小澤佐知子
構成/國見 香
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