月星座を生かすと、他の惑星たちも豊かな人生に向けて自動的に動いてくれる!
 


Keiko:なるほど。ちょっと小耳に挟んだのですが(笑)、3作目が待たれているとか?

甘糟:今はやっと産まない女性に対して理解は出てきたとは思います。それでも、世間に対して言い訳は必要じゃないですか。仕事に集中したい、お産が怖い、子供が好きではない、などなど何かしら理由を求められる。それがいらない時代になって欲しいです。

 

──今、映像の世界でも小説や漫画の世界でも、血脈ではない、家族ではないつながりを模索する作品も増えてきていますよね。血に頼らない相互扶助とか。

Keiko:本当そうですよね。やっぱり今までは個人の素質というより、社会や家が目指す価値観を全員負わなくてはいけなかったですものね。私の持論として、「風の時代は月星座にスポットライトが当たる。月星座に注目が集まるのは時代が人にやさしくなっている」というのがあるんです。

甘糟:私の誕生日では牡羊座の女ですが、月星座というのは?

Keiko:生まれた日付けで出せる牡羊座は、占星術的に説明すると「甘糟さんの太陽星座が牡羊座」という意味です。個人の持って生まれた才能や本質は月星座に現れていると私は考えていて、月は約2.5日で1星座進むので、ホロスコープチャートできちんとみなくてはわかりません。りり子さんはちょうど牡羊座と魚座の間ですが、私はりり子さんは月星座魚座だと感じています。出産や妊娠にまつわることって、だいたい国の制度や世間の価値観が遅れていて後から追いつくことがほとんど。月星座魚座は愛に溢れた星座で、国の大きな制度にはまだ扱われていないけど大事な問題にフォーカスする力やレベルの高いイマジネーションを持っています。

甘糟:太陽牡羊座と月星座魚座が混じり合っているのですか?

Keiko:月星座の本質を生かすと、人生の理想や目的を司る太陽星座も職業や人生にいきてきます。先に来るのはまず月星座。太陽星座が理性、月星座は感情、気持ち、センスが向くところです。だから、月星座にフォーカスされる「風の時代」は、時代がそれぞれの個性やセンス、価値観を大事にするモードに入っていくと思っています。

甘糟:興味深いですね。

Keiko:太陽牡羊座はやはり新しいこと、まだ誰も手つかずの分野に進出していく力を持っています。りり子さんは、月星座魚座が持つ愛とイマジネーションを存分に生かして、新しい問いを与える小説として発表されているんだなと感じます。

甘糟:月星座ってすごく興味深いですね。『産めなくても、産まなくても』の第7話で描いたストーリーは、近未来設定で「マタニティ・コントロール」というタイトルなんです。男性への人口子宮設置を含めて不妊治療や子育て支援に大きな予算が投じられ、妊娠は政府によって制御されようとしているという設定。

Keiko:水瓶座冥王星時代を考えると、それに近いことは将来起きても不思議じゃない気がする。

甘糟:やっとここ1年くらいかな。結婚しないこと、産まないことに対して理由を求めなくても不思議じゃない、「あ、そうなんだ〜産まないんだね」みたいな芽がちょっとずつ出てきた気がします。私はずーっと理由がないと納得してもらえなかったんですよね。

Keiko:女性はもちろん、人の選択は社会のあり方と密接に結びついているのは確か。これからはもっと個人の選択が大事にされていくと思うし、今の自分の悩みが社会制度によるところも大きいと自覚するだけでも違うと思いますね。占星術にはそういう意味でもヒントがたくさんあると感じます。

甘糟:占星術に興味が湧いてきました。

Keiko:りり子さんの3作目が楽しみ!


取材・構成/藤本容子

 

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webマガジン「mi-mollet(ミモレ)」掲載