何か夢中になったものにお金を使うことは喜びであり、それこそが幸せというものなのかも。そんな意味を考えさせてくれるのが、今回紹介する『今日もよろしく諭吉さん』。
“推し”の意味を知っていますか? “推し”とは、一推しのメンバーを意味する推しメンをさらに略した言葉。自分がファンである対象を、他の人にも自信を持って推薦できることが“推し”であると言われています。
主人公の25歳ハナは、今まで推しとは無関係で生きてきた普通のOL。そのハナがシェアハウス先で様々な推しを持った仲間に出会い、推しにお金をかける幸せを見つけていきます。
私自身も今まで推しというものがまったくなく、友だちとお酒を飲みにいっても熱く語るような話題もなくて、いたって普通の世間話ばかり。対して、推しがある人は、好きな推しにお金をつぎ込み、時間を忘れて熱く語り、人生楽しそうだなーと思うことが多々あります。
第2話では
「お金は大切よ それは変わらない 多かろうが少なかろうが粗末に扱っていいお金なんて一円もない だからこそ私たちは大切なお金を大好きなものに使いたい!」
とシェアハウスの仲間は語り出します。
推しがない人には熱くなれるものに浪費することの喜びや価値を教えてくれ、すでに推しがある人にはあるあるネタも満載。描かれている推しを持つ仲間たちのノリがスカッと面白くて、読後はモヤモヤした気持ちが一掃されます!
1話無料公開いたします。
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『今日もよろしく諭吉さん(1) (パルシィコミックス)』
著者 金黒
「幸せをお金で買ったらダメですか?」特に趣味もなく生きる25歳OLのハナが入居したおんぼろシェアハウス、そこはなんと“浪費女子”の巣窟だった!2次元キャラに恋するアヤ、若手俳優を追いかけるマナミ、同人誌に情熱をかけるリョウコ…彼女たちのアツすぎる人生観にハナの常識が崩壊していく――!? アニメ・ゲーム・舞台・アイドル・コスメetc...推しジャンルに命をかける人々を描く、壮絶オタクライフコメディ!
『今日もよろしく諭吉さん』2巻は6月7日発売!(電子のみ)
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