湿度70%超え、蒸し暑いけれど、肌寒い。すっきりしないお天気が続いていますね。いつもはカーディガンを持ち歩く季節ですが、今年はリネンのジャケットが活躍しています。

しかしジャケットのトレンドは春夏も引き続き長め丈。151cmの私には「短め丈カーディガン」に比べるとバランスの取り方が難しいと感じています。それでもジャケットが着たい私の試行錯誤……、そして今しっくりきている合わせ方とご紹介します。

たびたび登場しているビューティフルピープルのリネンジャケット(この日と同じ)。裏地がなく透けるように薄いんです。オーバーサイズぎみなので、ガバッとシャツのようにはおってマニッシュに。足元にボリュームを出すべくバスケットシューズにしました。中に着た半袖ニット/ナゴンスタンス(この日と同じ) デニム/レッドカード スニーカー/ナイキ エアジョーダン(この日と同じ
ダブルになったボタンを全部とじて、ウエストベルトもぎゅっと絞るとコートのようにも着られます。
肩もラペルも大きめの逆三角形のシルエットなので、インに着るものは首もとの詰まったものを選んでいます。小柄=上半身も短い(汗)。首もとが半端にあいているとVゾーンがごちゃついてバランスが悪く見えてしまうんです。

夏用に流行りの長め丈ジャケットを新調しようと思ってらっしゃる小柄な方にぜひおすすめしたいのは、

・リネン素材or リネンライク素材
・裏地がない
・透けるように薄い
・ノーカラー
・ボタンがない
・ウエストベルトつき(ウエスト位置が高め)

上のジャケットはボタンに主張があるのですが、今年多い「ボタンなし」や「ウエストベルトつき」のほうがさらっとはおってバランスが取りやすい気がしています。

もう一枚は出張でも活躍したマルティニークのノーカラーのリネンジャケット(この日と同じ)。こちらはボタンなし。トップス/08サーカス(この日と同じ) パンツ/ビューティフルピープル スニーカー/上と同じ バッグ/オフホワイト(この日と同じ
インはやはり首元が詰まったトップスに。ジャケットが淡いベージュなので、中は暗めの色で。トップスとパンツのコントラストをつけない、トップスをインにしないことで、上半身と下半身の境目をくっきりさせないようにしています。

トップスをインしてベルトをしたくなっちゃうのですが、そうすると、上半身の短さが明確になってしまい、ジャケットがすご〜く長く見えちゃうんです。ここまでが上半身、ここからが脚、とはっきりさせないのがポイントです。

Tシャツ一枚ではラフすぎる、ノースリーブでは寒いかも……という日に。軽はおりリネンジャケット、この夏中活躍しそうです。

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