モデル・女優として、またジュエリーブランド「Enasoluna(エナソルーナ)」のディレクターとして活躍する佐田真由美さんにうかがう大人世代の“新しいベーシック”考察。第3回は、今季注目のエコレザーパンツの着こなしから、トレンドカラーのブラウンの取り入れ方まで。今季の2大トレンド、大人世代こそ取り入れるべき理由とは。

佐田真由美さんのベーシックアイテムの着こなし写真をもっと見る>>

 

ストレスフリーなはき心地ときちんと感を両立する、 大人のレザーパンツ

 

▼右にスワイプしてください▼

ニット¥39000、レギング¥39000/ともにザ・ニューハウス(アーク インク)、バッグ¥37000/ロペ エターナル(ロペ エターナル アトレ恵比寿西館店)、リング¥150000/エナソルーナ(エナソルーナ神宮前本店)、シューズ/スタイリスト私物

「レザーパンツは、以前からはいてみたいアイテムでしたが、本物のレザーは水に弱いし、重たくて硬く、ややはきづらいのがネックでした。このパンツはポリエステル素材で伸びが良く、少し裏が起毛していてはいていて本当に気持ちいい! デニムとも、タイツやレギンスとも異なる感覚ではける、イチオシのパンツです。最近は環境を鑑みてファッションの世界でもエコレザーをはじめ、サステナブルな考え方も出てきましたよね。私も興味があるところですが、ただこれはエコだから、というよりもはきやすさと機能性の高さで選んだ答え。今日は同色のブラウンニットを合わせて、今年っぽくもあり、きちんと感も出せる着こなしです。スウェットを合わせて異素材ミックスを楽しんだり、ウールのロングコートを合わせても素敵なんです。ストレスなく着られるということも、大人のエレガンスには重要な要素ですよね」(佐田さん)

「キャロリン・ベセット=ケネディ」のブラウンスタイル
佐田さんが今の気分を表す女性像として挙げてくれた、キャロリン・べセット=ケネディ。シンプルでエレガントな90年代のファッションアイコンとして、今も人気です。黒いタートルネックニットに合わせた、明るめのブラウンのパンツを効かせて。究極にシンプルながら、いつ見てもスタイリッシュに感じられる、普遍的なスタイルの宝庫です。
ベージュのタイトスカートとブラウンのブーツのグラデーションコーデは、今また新鮮なスタイル。アイテムはどれもベーシックだからこそ、配色のバランスにセンスの良さが表れています。写真/アフロ
レザージャケットにコーデュロイ素材のパンツを合わせた、シンプルでエレガントなキャロリンの色褪せないスタイル。写真:アフロ

品よく大人っぽく着られるブラウンのレザートップス

トップス¥35000/ザ・ニューハウス(アーク インク)

光沢のある素材感が目を引くエコレザーのトップスは、コーディネートをぐっとクラスアップしてくれる1枚。ストレッチの効いた柔らかい素材なのでハードになりすぎず、着心地も◎。今年らしいブラウンカラーで品よく今年っぽく見せてくれます。


着心地の良いエコレザーを選ぶことで、1日心地良くいられて、エレガントに見える、まさに大人のためのトレンドアイテムなのではないでしょうか。次回は、「白シャツの着こなし」についてうかがいます。お楽しみに。

【お問い合わせ先】
アーク インク tel. 03-6452-3649
エナソルーナ神宮前本店 tel. 03-3401-0038
ロペ エターナル アトレ恵比寿西館店 tel. 03-5708-5631

撮影/花盛友里
モデル/佐田真由美
スタイリング/新居由梨
へア&メイク/中山友恵
取材・文/出原杏子
構成/朏亜希子(編集部)

 

 

第1回「【ネイビーのスーツ】40代で知ったネイビーの”主張しないエレガント”」はこちら>>
第2回「【ジュエリー】永遠の憧れ”テニスブレスレット”」はこちら>>
第3回「【レザーパンツ】佐田真由美さんがエコレザーを選ぶ理由とは?」はこちら>>
第4回「【白シャツ】佐田真由美さんの「Tシャツ代わりに白シャツを着る」方法」はこちら>>
第5回「佐田真由美さん「ブラックデニムに上質なカシミヤニット、が今の答え」」はこちら>>
第6回「万能なネイビーのローファーを佐田真由美さんが愛する理由」はこちら>>