モデル・女優として、またジュエリーブランド「Enasoluna(エナソルーナ)」のディレクターとして活躍する佐田真由美さんに伺う大人世代の“新しいベーシック”。今回は、白シャツについて。かっちり着るイメージの強い白シャツは、オフィスなどで着る機会の多いアイテム。“Tシャツのように”デイリーに着こなしたい、という佐田さんの白シャツの極意をうかがいました。

佐田真由美さんの「ベーシックアイテムの着こなし」写真はこちら>>

 

ジャストサイズをラフに着るのが気分

 

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シャツ¥32000/マディソンブルー(マディソンブルー)、スカート¥42000/シャイナ モテ(アダム エ ロペ)、ブーツ¥59000/アデュー(エドストローム オフィス)

「今も昔も変わらずクローゼットに欠かせない白シャツ。永遠の定番ですよね。かしこまった場ではピシッと着るのがもちろん素敵ですが、デイリーに着る時は、Tシャツの代わりとして合わせるくらいのラフな気分で着こなします。最近は、オーバーサイズのシャツの襟を抜いて着るのがトレンドでしたが、この頃はジャストサイズで、ラフに着こなすのが今っぽいなと思います。ボタンを少し開けて、袖もラフにまくり上げて、裾も全てインしない…定番の形だからこそ、着こなし方で差が出ますよね。今日はコットン素材のノーアイロンシャツに、ツヤのあるマキシスカートとドクターマーチンのシューズで外しを効かせました。夏ならTシャツを合わせますが、秋は白シャツで。かっちりし過ぎずデイリーに着たいから、少し肩の力の抜けた感じを出すのが理想です」(佐田さん)

キャロリン=べセット・ケネディのオンとオフの白シャツの着こなしも素敵
佐田さんも再びアイコンとして注目しているという、キャロリン。元カルバンクラインのPRでもあり、ベーシックなアイテムの上品な着こなしに定評のある彼女は、白シャツも自然体で着こなしています。オンオフで全く異なる雰囲気の白シャツ姿をご紹介します。
  デコルテ開き具合が美しいマスキュリンなシャツスタイル

これぞ究極のシンプルシック!ベーシックな白のシャツと黒のパンツをエレガントに着こなしていて、センスの良さがうかがえる1枚。デコルテの開け方も絶妙ですね。 写真:アフロ

カジュアルなデニムシャツに合わせた白シャツのラフな着こなし

白シャツ×デニムの王道コンビを、思いっきりラフな着こなしに。どちらも普遍的なシルエットながら、今見ても色褪せない魅力があります。 写真:アフロ

端正な白シャツこそデイリー使いにオススメ

シャツ¥28000/ロエフ(ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア)

シャツ¥18000/ヴェルメイユ パー イエナ(ヴェルメイユ パー イエナ 日本橋店)

シャツ¥13000/アダム エ ロペ(アダム エ ロペ)、オーバーオール¥47000/ラグ & ボーン(ラグ & ボーン 表参道)

白シャツ=かっちりと着るもの、というイメージが先行していた方にも改めておすすめしたい、ベーシックな白シャツ。オーバーオールのようなカジュアルなアイテムとの組み合わせも新鮮です。


シンプルな白シャツをさっと身に着けて、それだけでサマになる女性は素敵ですよね…!大人世代こそ、ラフにかっこよく着こなせるアイテムなのではと感じます。次回は、上質なカシミヤニットと永遠の定番・デニムパンツの着こなしについてうかがいます。

【お問い合わせ先】
アダム エ ロペ tel. 0120-298-133
ヴェルメイユ パー イエナ 日本橋店 tel. 03-6262-3239
エドストローム オフィス tel. 03-6427-5901
マディソンブルー tel. 03-6434-9133
ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア tel. 03-5468-2255
ラグ & ボーン 表参道 tel. 03-6805-1630

撮影/花盛友里
モデル/佐田真由美
スタイリング/新居由梨
へア&メイク/中山友恵
取材・文/出原杏子
構成/朏亜希子(編集部)

 

 

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