また髪を切りました。いつもよりサイクルがちょっと早いのですが、急に気分を変えたくなって、年越しを待たずにカットしちゃいました。

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前髪は、真ん中だけ短いベビーバング。アシンメトリーにサイドを少しかぶせたダブルバングになっています。うざバングに憧れて伸ばしてたんですが、「本当にただただうざくて、つい前髪を触っちゃうのが嫌で……」と言ったら、美容師さんはめっちゃ笑ってました。理想と現実。
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前回、バツンと切ってしまったもみ上げは少し伸びてきてます。このまま伸ばす方向で養生中。マッシュショートをベースに、内側を少しだけ刈り込んだソフトツーブロック風に。毎朝ブローしなくてすむように、「私のくせ毛を生かして無造作ウェーブにしてください」と言ったらその通りになりました。

ひとつの髪型に、しかもこんなに短い髪にトレンド要素を盛り込むだけ盛り込んでくれてありがとう。お願いしたこと“全部のせ”、ありがとう(笑)。美容師さんって本当にすごいですよね。

自分で選んだ自分の髪を「気に入ってる」ことがもたらしてくれること_img3 いつもは「PiNCH 南青山」の土橋さんにカットしてもらっているのですが、今回は初めてのチャレンジ。ミモレの髪型の撮影でもお世話になったヘアサロン「Violet(ヴァイオレット)」で店長の浅沼さんに切ってもらいました。
自分で選んだ自分の髪を「気に入ってる」ことがもたらしてくれること_img4 後ろはこんな感じに丸いです。全体的に丸いな。

今までの髪が気に入ってなかったわけじゃないけれど、今回のカットもまた新鮮ですごく気に入ってます。

私、ときどき美容師さんを変えるんです。

20年近くカットしてもらっている土橋さんなら、私の髪質も好みの服装も仕事の内容も理解してくれているので、お任せでもいつもピシャッと好みの髪にしてくれるんですけど。

時々、違う人に切ってもらうと、ゼロからヒアリングされるので違う自分が引出される気がします。

「生え際にこういうクセがあると、こういうアレンジもしやすくていいですね」などと、自覚してなかったクセや髪質をポジティブに指摘して、新たなスタイリングを提案してくれたりも。

メンタル的な作用も大きいですね。仕事に停滞ムードを感じていたり、まわりの人となんだか噛み合っていないと感じたり、うまく物事が進んでいない感じがしている時、髪を変えるとモヤが晴れたようにクリアになることが。

先日、『女は、髪と、生きていく』という本を出されたヘアライターの佐藤友美さんとセレブウォッチャーのさかいもゆるさんとの対談取材をしました。「髪と自己肯定感」というテーマでお話しいただいたのですが。バッグとか服とかメイクを褒められるより、髪を褒められる=自分自身を褒められる感がある、と。そのためには、“自分で選択して”その髪にすることが重要だ、というお話だったんですね。

ショートカットは、ある意味すでに“あえて選んでいる感”があるので、自己肯定&満足感がそもそも高い髪型ですよね、と佐藤さん。たしかに。私はそれほど自分の容姿や体型に自信があるわけではないけれど、コンプレックスがあまりないのは、短い髪をあえて選んでいるせいかもしれません。

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こちらはその対談取材中の私。カメラマンの横山順子さんがいつの間にか盗撮(!じゃないか、撮ってくれていた)。お二人の撮影の邪魔にならないようにと、隅っこの箱に腰掛けたら、脚がとどかなかったの図です。ツーブロックぶりがコボちゃん風だなあと自分で思った次第。

この対談は1月公開予定です。髪のエキスパートと女の生き方洞察のエキスパートのお二人から、新たな知見がたくさん出た対談でした。ぜひお楽しみに。

 

革のジャケット#マディソンブルーニット
 

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