モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。ステイホーム中に楽しんだドラマや映画の中からおすすめを紹介してもらいます。
ドラマや映画は子どもも一緒に楽しめるものをチョイス
はまじ「テレビドラマは好きなのですが、これまでは忙しくてなかなか思うように時間が取れず、録り溜めたままになっていました。ステイホーム中はその中から、家族で楽しめるものを選んでみるのが毎日の日課に。ハラハラドキドキのミステリーも、子どもの反応が楽しくて、心がふっと軽くなるひとときになりました」
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断捨離したい人、必見です
『捨ててよ、安達さん。』
「捨ててよ、安達さん。」は7月3日(金)深夜0時52分からの放映でついに最終回!見逃していたという方はParaviなどで今からでも視聴可能です。©「捨ててよ、安達さん。」製作委員会
はまじ「安達祐実さんが本人役で出ているドラマ。毎回ひとつ、彼女が捨てるに捨てられないものと向き合い、手放していくまでのお話が繰り広げられます。初回は、観ないのに捨てられずにいた『過去に大ヒットした主演ドラマのDVD』。夢の中で擬人化された対象物(DVD)と対話をするんです。そこで祐美ちゃんはDVDに『同情するなら見ておくれ』って言われてしまうの(笑)。具体的な作品名は出てきませんが、これで何のドラマかわかりますよね。
他には輪ゴムやこれまで使ってきたガラケーの回も印象深かったです。輪ゴムって確かに捨てられず、気がつくと増えていますよね。毎回、捨てられないアイテムのセレクトが秀逸で、祐美ちゃんも、最初はなかなか処分できないでいるけれど、最終的には納得して手放していくんです。そのプロセスがとても面白かった。私もステイホーム中、家を片付けるときの参考になりました。断捨離がしたい、なかなかモノが捨てられない人にぜひ観て欲しい作品です」
ドラマの影響で“テセウス”ごっこが流行中
『テセウスの船』
はまじ「とにかく5歳の息子がはまっていました。ある日、寝室で『うわ〜〜っ!』という息子の声が。どうしたんだろうと急いで見に行ったら、ベッドの上で『過去に行ってしまう〜!』と言って、パタンとベッドに倒れ込んでいました。え、大丈夫かなと思いながらもこっそり見ていたら、しばらくしてむくりと起き上がり、『こ、ここは……。どこだ?』って。叫び声もセリフもすべてドラマの1シーン。そう、一人で『テセウスの船』ごっこをしていたんです。
また、私が仕事から帰ってきた日のこと。玄関を開けると、血を流した人間が描かれた絵が落ちていました。『うわ、なにこれ!』と驚いていたら、家にいた夫が玄関まで来て、小さな声で『息子が描いた『テセウスの船』の暗号だから。ちゃんと反応してあげて』と教えてくれました。それですぐに『わー、なんだこれは!? 暗号があるぞ』と言ったら、リビングにいた息子が猛ダッシュで駆け寄って来て、『どうしたの! え、暗号⁉︎』って。その日はトイレの便座や、キッチンの引き出しなど、家の中の17カ所に暗号が隠されていました(笑)。
あらすじは、過去と未来が交錯しながら、ある謎を解き明かしていくミステリー。子役がたくさん出演していることもあって、息子もすごく楽しんで見ていました。また、家族や親子の愛がテーマなので、しばらく家族に会っていないな、というときに見て欲しいと思います。それから、刺激が欲しい人にもおすすめ。我が家のステイホーム生活を振り返ったとき、真っ先に思い出す作品だと思います」
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