スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
色や素材、形は、実際に「食べるもの」もそうだけれど、お皿のことね（笑）。高価なものでなくても良いし、絶対にオーガニックな食材でないと、とも思っていないのですが（笑）、とにかく食べるものには気を配ります。「食べたい」欲求をきちんとくみ取ってあげたいな、と思っているんです。
朝起きて、今日の朝ごはん、はもちろん、打ち合わせの合間の昼食まで、その日の夜の予定から逆算して決めます。例えば麹町で午前中はずっと打ち合わせ、その後は表参道のカフェで取材――みたいな予定を確認すると、「昼は麹町の登龍だな」という具合に（笑）。そして、向かう電車の中でスタッフにラインする。「今日は登龍の担々麺だよ～～」と。
あ、ずいぶんとタイトル、写真から逸れました。
朝ごはんは、１日をスタートするためのエネルギー。もちろん前日食べ過ぎたときなどは控えるようにしますが、基本は、ぐうっとお腹が鳴ったら頂くように。そして、このくらいしっかりと頂きます。毎日３食を自宅で食べることは仕事柄不可能なので、家で食べるときは、お皿も食べるものもコーディネートして、好きなように組み合わせています。メールや原稿など、朝の仕事も多いので、基本６時くらいに起床。あまり時間は決めず、タイミングを見て準備。
庭の紫蘇を摘んで使ったり、辛いソース（笑）を使ったりして、毎日楽しく工夫するように。着るもののコーディネートと同じで、楽しくやっています。時間がないときは、もちろんバナナとヨーグルトだけ、の時も。
ただ、朝の自分の状態や体調に耳を傾け、できる限り丁寧に、そしてワクワクと食卓を作ることが大切だな、と思っています。
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