解けたらIQ180!?  テレビにイベントにと全世代に「ナゾトキ」が大人気


とつぜんですが、この謎、解けますか?

「ナゾトキ」空前の大ブーム!子どもも大人も夢中になる3つのワケ_img0
 

パッと見てわからなかった方のために、2つほどヒントをお出しします。

〇ヒント1:イラストが何を表しているか、考えてみてください。
〇ヒント2:答えはだれもが知っている、あの生き物です。


謎は解けましたか? ※答えはこの記事の最後にあります。

 


「脳トレ」ブームの再来!?


伊東四朗さんが司会を務めたパズル問題がメインのクイズ番組『脳内エステ IQサプリ』(フジテレビ系)。2004年から2009年までお茶の間をにぎわせた大人気番組です。パズル問題の面白さと、答えが出たあとの納得感の有無を、「モヤッとボール」を投げ込むことで解消する斬新な光景を鮮明に覚えている方も多いことでしょう。

そして今、知識が重視される雑学やクイズではなく、ひらめきで答えを導く「ナゾトキ」が大流行。「脳トレ」ブームに代わり、空前の「ナゾトキ」ブームが来ているんです!

テレビではほぼ毎日、何らかの形でナゾトキが放送され、書店にはナゾトキ本コーナーが出現、さらにはSCRAP社をはじめとする企業が体験型脱出ゲームを中心としたナゾトキイベントを多数開催。コロナ禍の今もその勢いはとまらず、オンラインやリモートでのナゾトキイベントに変容、数多くのイベントが開催されつづけています。

そのナゾトキブームの立役者が現役東大生の松丸亮吾さんです。冠番組『松丸くんの冒険!ナゾトキ大学!!』(フジテレビ系)のほか、『今夜はナゾトレ』(フジテレビ系)や、『おはスタ』(テレビ東京系)内のナゾトキコーナーでもレギュラー出演し、各所からひっぱりだこ。今やお茶の間で彼を見かけない日はありません。


SNSで人気の「自分ツッコミくま」が「ナゾトキ市場」に参入!


テレビやイベントで盛り上がる「ナゾトキ」の影響力は、とうとうLINEスタンプの人気キャラクターとのコラボにまでつながりました。

独特の世界観で莫大な数のファンを獲得している、LINEスタンプ発祥の大人気キャラクター、「自分ツッコミくま」をご存知でしょうか?

「自分」に「ツッコミ」を入れる「くま」というコンセプトが名前になっているシンプルな白いくまとその仲間たち。この勢いがすごいんです。

ゆるい見た目と、それに相反する鋭いツッコミのギャップが、性別を問わず若い世代に人気を博し、SNS総フォロワーは420万人超(LINE@、Twitter、instagram総計、2020年9月17日時点)、LINEクリエイターズ殿堂入りを果たしています。

LINEスタンプでの需要の高さはもちろん、Twitterで投稿されているマンガも必見。穴の中で集団生活している謎の生きもの・もぐらコロッケをはじめとした、ちょっと変わったキャラクター、時に救いのないストーリー、独特な世界観が人々をトリコにしています。

この大注目の「自分ツッコミくま」が、『自分ツッコミくまといっしょに!冒険ナゾトキ』(10月1日刊)という本になりました。かわいらしいキャラクターといっしょに、ひとりで没頭しても、友だちとワイワイ盛りあがっても、楽しめること間違いなしのナゾトキ本です。
収録のナゾトキは、東京大学卒・こうたみと早稲田大学在学中・リンから成る、謎解き制作団体imagineが作成。難易度が4段階にわかれており、ナゾトキ初心者から、ナゾトキ上級者まで楽しめます。

全世代に「ナゾトキ」が大流行する3つのワケ


「ひらめき」ひとつで謎を解くことができるナゾトキ。世代を超えてブームが沸き起こっている理由はどこにあるのでしょうか。

その最大の魅力はまず、「子どもから大人までの幅広い年齢層が、ひとつの問題を対等に楽しめるところ」にあると言えます。重要なのは「知識や言語能力」ではなく、「ひらめき」。全世代が、ひとつの問題をワイワイ楽しみながら解くことができます。

ふたつめは「納得感がある」こと。『脳内エステ IQサプリ』では「納得感の有無」をモヤッとボールで表現していましたが、ナゾトキでは納得感があることは大前提。「この視点があったか!」と、答えを知ることでスッキリとした快感を味わうことができます。

最後に、知的かつ個性的なナビゲーターの存在です。この存在によって、ナゾトキを単なる「問題」としてではなく、ストーリー上に置かれた「イベント」として、楽しむことができるようになります。

この、①皆が対等に楽しめ、②スッキリ感を得られる、③「イベント性」という3つの要因が、ナゾトキが全世代に大流行している大きな理由なのではないでしょうか。

――ところで、先ほどの謎、答えは「ハト」でした。あなたは正解しましたか?

イラストが表す言葉(上から「さくら」「おうさま」「あくま」「ハート」)のパーツを切り分けたあとのイラスト通りに並び変えると、上から「落差(らくさ)」「魔王(まおう)」「くま」となります。いちばん下のイラスト「ハート」では、まんなかのパーツがなくなっているので、答えは「ハト」です。

もっとナゾトキをしてスッキリ感を味わいたい方は、是非下記からためしよみをしてください!


試し読みをぜひチェック!
▼右にスワイプしてください▼
(実際は左開きです)

※画像のページ数は書籍上のものです 

「ナゾトキ」空前の大ブーム!子どもも大人も夢中になる3つのワケ_img1
 

「自分ツッコミくまといっしょに! 冒険ナゾトキ」
ナガノ 謎解き制作団体imagine


謎解きコロッケが主人公の豪華描きおろしマンガ3ページ(オリジナルストーリー付きで、この本でしか読めません!)と4段階の難易度別・超難しいナゾトキ41問!
SNS総フォロワー420万人超の大人気LINEスタンプ「自分ツッコミくま」がナゾトキ本になったよ★ 最終章は、あなたの「ナゾトキ能力」によってマンガのエンディングが変わるアナザーストーリー! くまやパグさん、もぐらコロッケといっしょに、冒険しながらナゾトキに挑戦しよう!


ナガノ
イラストレーター。アナログらしいやわらかな線画から生まれる、ゆるく自由なキャラたちにいやされる人が続出中。LINEクリエイターズスタンプで月間MVPを獲得した「自分ツッコミくま」をはじめ、人気のスタンプシリーズを数多く手掛ける。企業やアーティストとのコラボなど各種グッズ展開、地方自治体のキャラクターデザインなど、多岐にわたって活躍中。

謎解き制作団体imagine
東京大学卒の謎解き作家・こうたみと、早稲田大学所属の謎解き作家・リンによる、謎解き制作団体。


文/児童図書編集チーム S