暗く、切ない過去も……


そんな確固たる信念・強さを持った2人の過去は、辛く、寂しいものでした……。

煉獄さんは、歴代「炎柱」を輩出している名家・煉獄家の出身。幼いころから父の指導の下、鬼狩りとしての腕を磨いていたのですが、突如剣を捨て無気力となった父より罵倒され、深く傷ついていました。

劇場版のラストシーンで、煉獄さんのその過去に触れることとなるのですが、幼い頃に亡くなった母から掛けられた一言は、涙なしでは見られません。

安室さんは、ここ近年に発売された「名探偵コナン」原作や関連コミックにて、やっと過去が明かされ始めました。

安室さんが「黒の組織」潜入開始当初、親友にして同じ公安所属の「スコッチ」も同様に組織に潜入していました。しかし、そんな彼が突如死亡。安室さんはそれを、当時「ライ」として組織に潜入していたFBI捜査官の赤井秀一が原因だと思い込んでしまうのでした。

さらに、そのスコッチと共に在籍していた警察学校の同期で、仲の良かった他3人も殉職しています。
 

 

煉獄さんを「300億円の男」にする計画が進行中


公開わずか10日間で興行収入100億円を突破した劇場版「鬼滅の刃」無限列車編ですが、なんと今、煉獄さんを「300億の男」にするためにファンが動いていると言われています。

筆者もすでに2回観に行っているのですが、煉獄さんの最期のシーンはどうしても涙でスクリーンがかすんでしまい、ちゃんと観ることができていません(笑)。もう1度観に行かなければ……!

ネタバレを含んだ記事にはなってしまいましたが、劇場で実際に映像を目の当たりにすると、例え展開を知っていたとしても、ド迫力バトルシーンには手に汗握るし、炭治郎と家族のシーンや、煉獄さんの切ない過去に心が揺さぶられます。

まだ観ていないという方は、ぜひ劇場の大スクリーンで、炭治郎や煉獄さんの雄姿を見届けてください。
 

文/米田果織
 

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