2020年もあと1か月弱。駆け込みでふるさと納税を考えている人に向けて、実際にお礼の品を受け取って「これがよかった」「これは良くなかった」という体験談をお届けします。
今回は、マネー本の編集も手がけ、ふるさと納税歴10年以上の編集Yさん、ミモレ編集部の片岡、マネーコラムニストの西山美紀が、ふるさと納税で入手したフルーツやお米、海の幸など、食べ物の返礼品について話しました。

※記事の内容は、記事掲載時点での情報です。また、「さとふる」や「ふるさとチョイス」へのリンクをはっておりますが、他のポータルサイトでも申し込める場合があります。その他、条件の変更や品切れの場合もありますので、自治体のHPやふるさと納税ポータルサイトなどで最新情報をご確認ください。

 


片岡:Yさんは、長年ふるさと納税をやっていて、西山さんとともに、「ふるさと納税、ぜひやったほうがいいよ」とアドバイスを何度もくださった方の一人です(笑)。

編集Y:ふるさと納税をはじめて、もう10年近くですかね。知り合いのファイナンシャルプランナーの方にすすめられて始めたんです。
「これはいい!」と思ってまわりにもすすめて、周りはじわじわと始めています(笑)。片岡さんも今年ついに始めましたよね。

片岡:そうなんです。私は返礼品の種類の多さで「ふるさとチョイス」を使っていますが、Yさんは、どちらのポータルサイトですか?

編集Y:たまたま「さとふる」ではじめて、今も続けています。一つのサイトに集中させた方が「今年いくら寄付したか」がわかりやすいですよね。住所の登録なども一回で済んで楽ですし。「さとふる」は、申し込んでから発送までが早い気がします。

西山:私は仕事柄、いろいろなサイトを使っているのですが、確かにいくら寄付したか、混乱しそうになることも……(笑)。
金額だけは毎回メモをして、合計金額をチェックしています。ちなみにYさんは、返礼品は食品を選ぶことが多いと聞きました。

編集Y:そうですね。日常的に必ず食べるものとちょっと贅沢するものと、食品はともに頼んでいます。私は一人暮らしなので、食べきれないと思ったら、親の住所を送付先にしてプレゼントすることもあります。「あのお米おいしかったから、また来年もお願い」と言われたりすることも(笑)。
お米は重いし、家まで届けてくれるのは助かるみたい。

片岡:フルーツもよく頼んでいますよね。なにかコツはありますか?

編集Y:いちごやさくらんぼなど、賞味期限が短いものは要注意ですね。いちごが6パック届いても一人で全部食べ切れませんから。いろいろな果物で、ジャムをどれだけつくったことか……(笑)。

Yさん手作りのいちごとオレンジ、さくらんぼ、土佐分担、すもものジャム

編集Y:その点、かんきつ類はけっこう日持ちがするので頼みやすいです。高知県の「ハウス小夏」(高知県土佐市)も美味しかったな……。かんきつは地方によって種類も多く、都内では見ないものも。
それと、一度に届くのではなくて、季節ごとに届く定期便を選んだこともありました。
ただ、定期便は何がくるのかわからないから、好みじゃないフルーツがくることもあって。1回でやめました。

それと、味は寄付金に比例する気がします。「たくさん入っていてお得!」というものより、あえて割高なものを選ぶとハズレがないような……私は量よりも質、「美味しいものをいただきたい」という基準で選んでいます。

片岡:私も飛騨の桃や、イチジクなどが美味しかったです。高級品は気分もアガりますよね!

いちじくは無農薬で小粒ながら実がつまっていました!ただ日持ちがしないので要注意

桃も日持ちがしませんが、家族の好物なのでそのまま食べたり、パスタにしたり

あとはマンゴー! 宮崎県産完熟マンゴー「太陽のタマゴ」(宮崎県新富町)
がよかったですね。

 

マンゴーは高級なので、失敗することがない気がします。質が安定しているし、近くのスーパーで同じ品質で7000円という値段がついていたので、ふるさと納税だとぶどうやさくらんぼなど高級品ほどお得だな、と思いました。

西山:マンゴー、いいですよね。フレッシュのものと、冷凍のものを頼んだことがあります。冷凍のものは、好きな時に少しずつ使えてよかったですね。りんごや梨も美味しかった……。シャインマスカットは、私は春に頼んで夏に届いたのですが、蔵出し冬のシャインマスカット2房詰め(長野県小布施町)のように冬のものもありますね。
 

【写真】絶対美味しいふるさと納税返礼品リスト
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