クリスマス、年末年始に1人で過ごす人もいることでしょう。こんなとき、孤独感に押しつぶされてしまう人もいれば、楽しく過ごす人もいます。快適に“おひとりさま”でいられる人ができていることとは、何でしょうか。

快適な“おひとりさま”ができていること1:世間体を気にしない

快適な“おひとりさま”ができている4つのこと_img0
 

人と比べる癖がある人は、家族やパートナーと過ごす人と自分を比べてしまい、自分だけが孤独であるような気分になってしまうかもしれません。
また、1人でいると「寂しそう」「かわいそう」と思われてしまうような気がして、外出することに躊躇してしまうこともあるでしょう。

そういう人は、そろそろ“自分軸”をきちんと持つようになるといいでしょう。これは、1人だろうと、誰かと一緒であろうと大切なことです。
“自分軸”を持つというのは、「他の人がどうであろうと、また周りの人にどんな風に思われようが、自分が快適なら、問題ない!(※ただし、人に迷惑をかけているわけでなければ)」と思うことです。
そうしたら、人がどう思おうが、自分が「いい」と思うものを選べるし、やれるようになるのです。

“1人の良さ”というのは、必ずあります。例えば、人に気を遣わなくてよかったり、自分の意のままに好きに行動することができたり。
たとえ“自分軸”を持っていても、誰かと一緒に意見が合わない時は、折り合いを付ける必要が出てきます。それは時として、我慢をしなくてはいけないこともありますしね。

だから、“おひとりさま”のときは、他の人がどうであろうが、また周りの人がどう思おうが、“1人ならではの快適さ”を堪能しましょう!1人には“1人なりの幸せ”がありますよ。
 

 

快適な“おひとりさま”ができていること2:1人で生きていける力がある


誰かに依存しないと生きていけない人は、“おひとりさま”には向いていません。やはり、ある程度は1人で生きていけるくらいに自立していないと、“おひとりさま”でいるのは不自由なものでしょう。

依存体質の人は大抵「私にできるはずがない」という先入観を持っています。でも、実際にやってみると、自分1人でもできることは、色々あるものなんですよね。
現代は、“おひとりさま”が快適に過ごせるためのサービスが色々とあります。例えば、重たい荷物を運ぶのが大変な時は、「便利屋さん」を頼めば運んでくれるものです。だから、1人ではどうしても難しいことであれば、そういったさまざまなサービスを利用すればいいのです。

自立するというのは、「1人で何でもできる万能な人になること」ではありません。「知恵と工夫を持って、自分の要望を叶えられる人になること」を言うのです。だから、時に人に頼ったり、サービスを利用したりするのは、大切なことなのです。
ただ、依存体質の人は、特定の親しい人にばかり甘えてしまいがち。それが相手の負担となって、関係を壊してしまうのです。だから、大切な人といい関係を維持するためにも、“精神的に、1人で立っていられる強さ”が必要なんですよね。

また、快適に1人で過ごすためにも、「自分で自分のことを楽しませることができる人」になることは大切です。これができないと、日々、つまらなくて、孤独感が増してしまいますしね。
自分を楽しませたいのであれば、好きなことをすればいいだけのこと。よく「趣味がない」と言う人がいますが、そういう人は、自分のことをよく分かっていないことも。日頃から、自分の心と対話し、自分が心地よい、楽しいと思うものに、もっと敏感になったほうがいいでしょう。

さらに、1人で生きていける力を持つためには、「孤独を恐れないこと」も大事です。孤独は、1人であろうが、家族がいようが、誰もがみな、少なからず抱くものです。全てを分かり合える人なんて存在しないし、みんなそれぞれに人生のテーマがあり、“自分の人生の道を1人で歩んでいる旅人”のようなものだからです。だから、「自分だけが孤独なのだ」と思わないことは大切。そんなはずはないからです。

また、孤独から逃れようと思えば思うほど、孤独感が増してしまうもの。孤独は逃れられるものではないので、腹をくくって受け入れてしまったほうがいいでしょう。一旦、腹をくくってしまうと、孤独に対する恐怖心は、大分薄れるものですよ。
 

快適な“おひとりさま”ができていること3:いざというときに頼れる友達がいる


「自立は大切」だといっても、いざというときに頼れる友達がいることは大切です。実際に頼るかどうかはさておき、「何かあった時には助けてくれる存在がいる」というのは、人を心強くさせます。
また、1人でいても、時に人と心を通わせたくなることもあるもの。そんなときに連絡したり、会ったりできる友達がいるのは、とても幸せなことですしね。

誤解されやすいのですが、「自立」と「孤立」は似ているようで違います。自立はしたほうがいいですが、孤立はしないほうがいいもの。
我が強すぎて、人と折り合いを付けられないと孤立しがちです。だから日頃から、「相手の立場に立って、物事を見ること」「人と折り合いをつけること」が大切。なによりも、「人に優しくすることが当たり前」だと思えるくらいでいたほうが、人に好かれやすくなるでしょう。

人に好かれやすい人は、「相手を喜ばせること」「相手に得をさせること」を心がけるもの。友達がいない人は、人に対してのサービス精神が薄い人が少なくありません。そういう人は特に、目の前にいる人に対して「喜ばせよう」「得をさせよう」という気持ちで接するようにするといいでしょう。
 

快適な“おひとりさま”ができていること4:自分が「“おひとりさま”を選んでいること」を自覚している


現代は、1人でいたくなければ、なにかしら“人と交流できる場”はあります。例えば、社会人サークルや習い事を始めてもいいですし、趣味のコミュニティのオフ会に参加してもいいでしょう。
また、パートナーが欲しければ、世の中には恋人が欲しい人や結婚したがっている人はたくさんいますし、なかには「誰とでもいいから結婚したい」と思っている人もいるので、「好みじゃない」「条件が合わない」なんて理想ばかり高くしなければ、できることも多いでしょう。
つまり、それでも1人でいるということは、「自分で“おひとりさま”を選んでいる」ことが多いのです。

逆に、「自分はこんな状況を選択していない」と思うのであれば、選択し直せばいいのです。ただし、人それぞれが持てる選択肢は変わってくるので、「イケメンの大富豪と結婚する」という選択肢は、あなたにはないかもしれません。自分の持っている選択肢から選び直すしかありませんが、今の状況が納得できないのであれば、「他にはどんな選択肢があるのか」をきちんと探して、その中から好きなものを選びましょう。

自分が選択をしたものであれば、自分でその責任をとれるもの。もし自ら「“おひとりさま”を選んでいる」のであれば、1人でいることに対して、「寂しい」だの「孤独」だの言っていないで、腹をくくったほうがいいのです。それも含めて、自分は1人でいることを選んでいるのだから。
腹をくくれたときは、あとは“おひとりさま”を楽しむだけです。自由で快適な“おひとりさまの時間”を過ごせるようになるでしょう。

 “おひとりさま”で幸せに過ごせている人には、必ず理由があります。今回紹介した、「快適な“おひとりさま”ができている4つのこと」を参考に、改めて1人でいたいのか、誰かと一緒にいたいのかを決め、“自分なりの幸せな時間”を過ごしましょうね!
 

【漫画】快適なおひとりさま
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