前回ご紹介した、細木かおりさんによる『六星占術』。今回は、各星人の性質についてご紹介します。

細木数子さんが考案し娘のかおりさんが継承した、今年40周年を迎える伝統ある『六星占術』では、生年月日によって定められた6タイプの「星人」が、さらに干支によってプラス(陽)とマイナス(陰)に分かれ、霊合星人という特殊なタイプを合わせると全部で24種類に分類されます。

細木かおり
細木数子氏のマネージャー兼アシスタントを経て、六星占術の継承者に。現在、個人鑑定と「六星占術をヒントにより幸せな人生を」を柱とした講演会を通じ、様々な世代に六星占術をどのように活かせるかを伝えている。
 

私が占いを好きなのは、自分や人の特徴を知ることで、よりその相手や自分を多角的に見て傾向や対策を把握できる、というところ。自分で自分を客観的に見るのはなかなか難しいですが、占いで「あなたはこういう人」と言われることで、そのフィルターをかけたうえで自分を俯瞰で眺めてみることができる。それは占いを盲信するというより、「私って意外とこんなところがあるかも」という新鮮な視点を持てるのが、いいなと思うところなのです。

 

ちなみに私、さかいは金星人マイナスで、性質を読むと思い当たる節ばかり。失敗するのはいつも「とにかく早く結果を出したい!」と焦ったときだというパターンに特徴が(苦笑)。

そして対人関係でも、例えば相手が自分とは全く違った性質を持つタイプだとわかっていれば、それを理解したうえで対策を立てられますよね。なので仕事や恋愛で、相手の誕生日がわかったらとりあえずチェックして、その人の得意なこと・不得意なことなどをざっくり頭に入れておく。そうすると、誤解によるすれ違いはグンと少なくなる気がしています。

みなさんやみなさんの身近な相手は何星人なのか、こちらのリンクから「運命星」をチェックしてみてくださいね。

あなたは何星人?こちらをチェック>>


各星人ごとの性質は?


▼右にスワイプしてください▼


● 土星人の特徴 

正義感が強く、理想に向かって道を切り拓く

理想が高く完璧主義なところがあり、自分に厳しいと同時に、相手にもそれを押しつけがちなところがあります。本来とてもピュアでチャーミングなのに気持ちを伝えるのが苦手で誤解されるところが。自分にも他人にももう少し求める基準をゆるくして素直になると、あなたの良さがもっと理解されるようになるはず。恋愛では何よりも心の結びつきを大切にし、礼儀を重んじるため、仲が深まるには時間がかかるけれど、その分誠実な関係を築けるタイプ。ただ、手を抜けない性格なので家庭と仕事を両立するのはややハード。そのため、晩婚の人も多い。仕事ではクリエイティブな才能を活かしてひとりで動けるものが適職。自分の気持ちに素直になり、人に頼る機会を増やすと、もっとスムーズに仲間からの協力が得られそうです。
 

● 金星人の特徴 

明るくバイタリティに溢れた行動派

その場にいるだけで周りを明るく照らす、華やかなあなた。自由奔放で社交的な性格のため、常に友人たちに囲まれています。ただし、空気を読むのは苦手。歯に絹着せぬストレートな物言いで、知らぬうちに相手を傷つけてしまうことがあるのは気をつけたいところ。エネルギーいっぱいで、家庭に収まるタイプではありません。結婚しても仕事や趣味を続けるなどして、お互いの世界を持っていた方がうまく行きます。パートナーには包容力ある、精神的に大人なタイプを選ぶのがおすすめ。美的センスや時代を読む能力を活かせる仕事が天職。地道な努力を心がけるともっと周囲の信頼を得られるように。
 

● 火星人の特徴 

鋭い感性とミステリアスな魅力の持ち主

感性が鋭く、センスに恵まれたあなた。人見知りでなかなか心を開かないけれど、一度心を許した相手にはべったり。何を考えているのかわからないミステリアスなところが異性を惹きつけます。天才肌でマイペース。好きなことには努力を惜しまないところが。そのため、仕事は収入よりもやりがいを重視した方が充実した日々を送れるでしょう。芸術的才能を生かした仕事が向いています。恋愛ではプライドの高さが邪魔をして、自分から積極的に行くことが苦手。片思いのまま終わることも少なくないはず。また、付き合って仲が深まるほど気まぐれな性格が出やすいので、そうした部分を抑えることが長続きする秘訣に。
 

● 天王星人の特徴 

天真爛漫で愛情豊かでコミュニケーション上手

単純明快で天真爛漫なポジティブ派。けれど六星人の中でいちばん頑固な面もあり、人に合わせるのは苦手。常識や世間のルールにとらわれずに自己流を通そうとするところがあります。恋多き人生で相手には不自由しませんが、優柔不断で流されやすいため、トラブルメーカーになりやすい点には注意が必要。包容力があり理性的な相手が理想的です。人を惹きつける才能があるので、多くの人と接する仕事で実力を発揮するタイプ。好奇心旺盛なので単調なルーティン作業には不向き。愛情豊かで家族思い。ただし外面が良く甘い誘惑に乗りやすいので、最大の敵は自分と心得ましょう。
 

● 木星人の特徴 

落ち着きがある控えめな大器晩成型

人柄も良く、面倒見がいいので周囲から慕われます。普段は温厚ですが、一度キレたら手がつけられないことも。コツコツ努力することを厭わないので、大器晩成型。六星人で一番強いパワーを秘めているので、企業や会社のトップとして活躍する人も多いのがこの星人。ただ、女性は典型的な良妻賢母タイプのため、結婚したら家庭第一に。結婚して温かい家庭を持ちたいという気持ちが強いのです。恋愛に対しては奥手で慎重派。遊びで身体の関係を持つなど考えられません。でもひとたび本命が現れると、びっくりするほど大胆な行動に出ることも。何事も慎重すぎて、晩婚などの傾向が多いのも特徴です。

● 水星人の特徴 

独立心旺盛、世渡り上手なカリスマ

人のペースに合わせるのが苦手な利己主義者。何でも自分で決めて、自分のペースでやるのが向いています。仕事も、大勢が関わるプロジェクトより、自由に動けて結果や責任を自分で引き受けるスタイルの方がモチベーションが上がるはず。華やかでカリスマ性があり、六星人の中でいちばんセックスが好き。異性からモテますが、結婚運・家庭運には恵まれない傾向が。それ以外では、特に財運が強く、不思議とお金に困らないという人も。一代で財を築ける初代運があるので、家業を継ぐよりも自分で事業を起こして自由にやる方が成功しやすいでしょう。
 

いかがでしたか? 次回は『六星占術』からみた、気になる2021年の運勢についてご紹介します!

世界一売れている占い本『六星占術によるあなたの運命』
2021年版が大絶賛発売中!

今年で発売から40周年を迎え、累計発行部数1億冊以上を突破した世界で一番売れている大人気の占い本。多くの年代から愛されるほど“当たる!”と大評判。恋愛はもちろん、全体運、金運、仕事運、健康運など、2021年の運気をチェックして。

文/さかいもゆる

前回記事「『六星占術』から見えてくる、人生の冬の乗り越え方」はこちら>>