あまり普段着ない色、でもたまに着るとインパクトがある色の一つに赤があります。
クリスマスデコレーションに赤を使うことはない私も、このホリディシーズンには決まって赤を着ます。
赤はパワフルな色です。
アメリカなどでは結婚式に招かれたゲストは赤を着ないことが暗黙の了解です。
やはり主役の花嫁さんより目立ってはいけないからでしょう。
アジア文化では中国、韓国はもちろん、インドやパキスタンなども花嫁は赤を着ます。赤は幸運と幸せ、そして繁栄の象徴です。
チャイニーズの新年のお祝いは、すべてが赤です。
以前住んでいた香港や北京では、旧正月ともなればデコレーションで街中が赤に染まったように見えました。
ホテル住まいだった私は、顔を合わせるスタッフすべてにご祝儀を渡すため、紅包(ホンバオ)という赤い封筒を大量に持ち歩いていたので、バックの中まで真っ赤でした。
今ではチャイナパワーの影響もあって、パリのフォーブル・サントノレ通りなども、クリスマスのデコレーションが取り外された後は、旧正月を祝う赤いイルミネーションが飾られます。
【写真】熊倉さんの赤いワンピースコレクション
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