115万いいねを叩き出す人気子育て漫画「泣いて笑える”育児あるある”に共感の嵐！」

SNSを開くと目に飛び込んで来る、どこかの誰かが投稿した“育児ネタ”。ありのままの心情を吐露する内容に、思わず自分の心まで軽くなることもありますよね。そんなSNSで多くの育児世代の支持を集めているのが、白目みさえさんです。2人の幼い娘を育てる自らの日常を、哀愁漂うコメントと共に“白目カルタ”として描き、これまでの「いいね」総数はなんと115万！ 白目みさえさんの著書『脱力系育児マンガ 日々白目むいてます』は、日本中の共感を呼んだカルタに、描き下ろしのエピソードを加えた一冊です。育児世代の心のデトックスにぴったりの本書から、今回は特別に「あれ、我が家のことかな？」と錯覚すること請け合いのエピソードを一部抜粋してお届けします！

白目みさえさんの本業は、漫画家……ではなく、なんと心理カウンセラー。病院の精神科に勤務しています。家族はダンナさんと“としご”の幼い娘2人との4人暮らしです。

心理士として「子育ても余裕でしょ！」と思っていた白目みさえさんを襲ったのは、甘くない現実でした。昼間はフルタイムで働き、帰宅後には怒涛の家事育児に追われて、いつしか白目をむいている状態がデフォルトに……。これでもかといわんばかりに白目をむきまくる、白目みさえさんの1日を覗いてみましょう。

スケジュール？ なにそれ、おいしいの？ とでも言いたくなるようなカオスなひとコマ。母の頭の中はタスクでいっぱいのはずなのに、棒線を引いて消すことができないもどかしさ。もはや、タスクを書いた脳内付箋などぐちゃぐちゃに丸めて捨てたくなるけれど、それもできない。体はフリーズするも、母の脳内では「優先順位」がスパコン並みの速さで計算されているはず……。

子どもやダンナさんには美味しいご飯を食べさせてあげたい、と思っていてもいなくても、なぜか「残務処理」になりがちな母の食卓。ホカホカの炊きたてのご飯、レタスの柔らかい葉の部分、形のいいハンバーグを食べたいという嘆息すらなく、ケチャップの「ブビシャ！」の状態が当たり前になってしまう不可解な現象。独身の頃はこうではなかったはず……と思い出すヒマすらなく、今日も母たちは冷蔵庫と戦います。

「風邪ひくまであと2分…！」と、生死を分けた決戦に挑むかのようなお風呂場への突進シーン。風呂はただ入れりゃいいってもんじゃない。そして、準備は入ってからでは遅い。そんな鬼気迫る白目みさえさんの日常は、これからママになる人が「こんなはずじゃなかった」と打ちひしがれぬよう、「こういうことだったのか」を知るためにも最適では！？ と筆者は思いました、切実に。

最後に、1日を乗り切った白目みさえさんの、夜のカルタをご紹介します。

もはや白目さえも失ってしまったその表情が、すべてを物語っている気がする1枚。
汗と涙、愛と笑顔、そして白目とホンネが詰まった、白目みさえさんの育児奮闘記。子ども連れの見知らぬお母さん・お父さんとすれ違うたび、「今日もおつかれさまです……明日もファイト……！」と心の中で語りかけたくなる、育児世代を鼓舞してくれる一冊です。

【番外編】育児だけじゃない！？ ダンナさんにも白目むいてます
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