好きなものしかないクローゼットは、
自分だけの至高の空間!

300枚のシャツを15枚に。ファッションエディターが「捨てたもの」と「残したもの」とは?【GWに何しよう】_img2
 

クローゼットを開けると、昼田さんが一番好きなアイテム、シャツとパンツがすぐ目に入るようにしてあるのがポイント。「シャツは白、ブルーをメインに色別に収納。上の棚もあるけど全く使っていなくて、この余白の多い感じが最高に気に入っています」と昼田さん。

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奥には、アウター類をハンガー掛けに。「服と服の間に一定のスペースを持たせているので、服も伸び伸びできて、居心地がいいはず!と勝手に思っております(笑)。“服が呼吸できるワードローブ”って感じですね」

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引き出しの中は、1段目に下着、2段目にニット、3段目にカットソーとTシャツ、休日ボトム類を収納。“こんまりメソッド”を取り入れて、畳んで立てる収納を実践しているという昼田さん、何が入っているのか一度に見渡せて、とってもきれい!

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クローゼットの見取り図がこちら。1年を通して見渡せるようにしているので、衣替えの手間もなし。家族の洋服は入れていない、昼田さん専用のクローゼットは、本当に自分が好きなもの、愛着のあるものだけに囲まれた、至福の空間に。

 

<昼田さん流・断捨離のルール>

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①ワードローブの軸となるアイテムを見つける
毎日着ても飽きない、大好きなシャツは、今でもクローゼットの大部分を占める存在です。元々300枚くらいあったものを手放して、今は15枚程度に。ワードローブの軸が決まると無駄な買い物をしなくなりました。

②クローゼットの中身(服の状態)を把握する
ワードローブに必要な量は人それぞれだと思いますが、クローゼットに何があるのか把握出来ていないと、毎日の洋服選びも大変だし、楽しくないですよね。自分に必要な量(クローゼットの許容量)が決まれば、洋服選びも“楽しい迷い”に。クローゼットに何が足りないor多すぎるかも分かるようになります。毎朝クローゼットを開けて服に触って、服の状態を確認するのが日課になりました。

③セルフケアで服に手をかける
断捨離クローゼットを維持するのに、最も大事なのが服のセルフケアだと思っています。以前は何でもクリーニングに出していましたが、クリーニングにできるだけ頼らず、自分で手をかけていくことが、服との距離を縮めるために絶対必要だと思います。ありがたいことに、仕事を通じて洗濯やクリーニングの取材をさせていただき、そこで覚えた知識で、どんな服も自分で洗えるようになったことが一番大きかったかなと思います。


断捨離をしたことが、山形への移住の後押しにもつながったという昼田さん。単なる片付けではなく、生き方まで変えてしまう断捨離、侮れないですね……!次回は、昼田さんが愛用している、洋服を長持ちさせるためのセルフケアアイテムをご紹介します。

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取材・構成・文/出原杏子

 

第1回「ニット3枚、靴は3足あればいい。ミニマムクローゼットの中身とは?」>>

第3回「ファッションエディターが洋服を長持ちさせるために使っている「洗剤」と「ハンガー」は?」>>

 
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