クローゼットには服に対する考え方が映し出されるもの。この連載では、収納や断捨離から、mi-mollet世代の服との付き合い方を探っていきたいと思います。第11回は前回に引き続き、モデルとして活躍されている鈴木六夏さんにご登場いただきます。
ライフオーガナイザー1級の資格も持っている鈴木さんのクローゼットは、必要なものが必要な分だけ揃った、無駄のないスペース。要不要をじっくり考え、モノの取捨選択をしているという鈴木さんに、断捨離ルールをお聞きしました。

 


【鈴木さん流・断捨離のルール6つ】


手放すルール①:「増えたら減らす」を習慣にする

「クローゼットって、自分が買ったもの以外にも、もらいものなどですぐにパンパンになってしまいますよね。以前は、私のクローゼットもそういうものたちで溢れていました。しかし「自分に不要なものは潔く手放すようにして数量を守る」など意識的にアイテムを増やさない習慣をつけたことで、すっきりと暮らせるようになりました」(鈴木さん) 
少し増えたかな……、と思ったらすぐに減らして調整する。その繰り返しを習慣化することで、クローゼットをスリムなまま維持できます!

「つい増えてしまいがちな白のアイテムも、『ここに入るだけ』と思えば買いすぎ防止になります」(鈴木さん)。買いたい時は、まず手放すものをイメージしてから購入するのがおすすめ。


手放すルール②:服は自分が必要としている時、欲しい物を吟味して買う

「モデルという仕事柄、ブランドの展示会やサンプルセールなどに呼んでいただけることも多いのですが、以前のようにとりあえず新作をオーダーするということはなくなりました。今は自分が必要な時、ほしい物を吟味して買うようにしています」(鈴木さん)
今はセールの時期も早くなってきているので、普通にお店に行ってもお得なアイテムがたくさん。自分のタイミングで服を増やすことで、クローゼットの秩序を守るのが鈴木さん流。

「服の量を把握しておけば、引っ越しの際もスムーズに片付けることができます」(鈴木さん) 「増えたら減らす」をルーティーンにすれば、クローゼットのダイエットも簡単に。


手放すルール③:冬のコートの定数は5枚。着倒したコートを手放してから、新調する

「冬のコートの定数は5枚。昨年まで着ていたホワイトのコートは、3年間きちんと着倒した、という満足感もあり今年手放しました。自分でも納得できるくらい着倒すと、罪悪感なく手放すことができます。今年は代わりに白いコートを新調しましたが、コート全体の総数は変わらないよう気をつけています」(鈴木さん)

 


残すルール①:かっちりしたジャケットは、紺、黒、柄の3タイプのみ

「ジャケットは私の普段の着こなしでは頻繁には登場しないアイテム。なので、持っているのは紺ブレ、黒色、少し変化がほしい時の柄ものの3タイプだけです。紺ブレはドゥーズィエム クラスのもの。もう5年くらい使っていますが、今でもおしゃれに着こなすことができるお気に入りの1枚です。ジャケットはデザイン的にすぐ古くなるアイテムでもないので、定番カラーがあれば十分です」(鈴木さん)

 

 


残すルール②:使用頻度が低くても、印象強いアイテムは残す価値あり

「自分の定番カラーはあるんですが、40代になってからピンク色を取り入れたいなと思うようになりました。mi-molletでも活躍されている斉藤美恵さんのスタイリングなど参考にしています。美恵さんはベーシックスタイルのプロフェッショナルですが、ピンクも上手に着ていますよね。このピンクのパンツはThe SECRETCLOSET(ザ シークレットクロゼット)のもの。素材がシルクですが全然シワにならずに、何年たってもキレイに履けるんですよね」(鈴木さん)

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残すルール③デザインに流行がないきちんと服は手放さない

「きちんとした印象に見えるブラウスなどは、何年たっても色褪せないデザインのものが多いですよね。そういうアイテムは、小学校や幼稚園での子どもの行事など、何年経っても重宝してくれます。このベージュのトップスは、10年くらい前にアドーアで買ったもので、長男が小学校の時によく着ていました。今は長女の保育園の行事に着て行ったりと、何年もの時を経て、まだまだ活躍してくれているんです。普段はそこまで着るアイテムではないですが、こういうきちんと服は、使用頻度と関係なく残しておくと、後あと役に立ちますね」(鈴木さん)

 


収納スペースをもとに、要不要を徹底的に追求している鈴木さんの断捨離ルールには学ぶものがたくさん!次回は、鈴木さんのミニマムクローゼットを作り上げる定番アイテムを紹介していただきます。お楽しみに。

取材・文/松田祐子
 撮影/芝崎テツジ
構成/朏亜希子

 

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