朝の用事を入れることで体内時計を一定にする


休日は午後まで寝だめして、休日明けに体調が悪くなるとお悩みの方ほど、休日の朝に用事をつくることがおすすめです。

前日の仕事が深夜まで及んでしまう場合などには無理に用事をつくらなくてもいいかもしれませんが、起きて光を浴びる時間は一定にしましょう。窓際で歯磨きをする、朝ごはんをベランダで食べる、新聞を取りに行く、ガーデニングをすることなども有効です。光を浴びることを生活の動作のなかに取り入れると習慣化しやすいです。

そんなに活動的になれないという人は、日当たりのよいところで5分間、日向ぼっこをしましょう。メラトニンが低下して体内時計が崩れにくくなります。

睡眠外来の医師が実践する「スッキリ目覚める」眠り方、3つのコツ_img0
 

ちなみに、寝起きが悪く朝にスヌーズをたくさんかける人もいると思いますが、じつはこのスヌーズが寝起きを悪くしています。脳が何時に起きればいいかわからなくなってしまい、いつまでもすっきりと起きられなくなるのです。1発勝負の目覚ましをかけるのが怖い人は、スヌーズは止めて、20分間空けて2段階でセットしてみましょう。

 

一晩眠れなかったことに一喜一憂する必要はありません。睡眠不足が続いて疲労していく状態であれば、コアタイムは崩れていないか、休みの日も朝起きる時間が一定かを振り返ってみましょう。

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