スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
青木良文さん曰く、「目に見えないもの」が開運のキーワードになる2021年。そのもの、は見えるけれど、そのパワーは見ることができないのがジュエリー。
私もそういえば、昨年から少しずつジュエリーを買い足しています。
先日取材で訪れた金沢旅も、「今の私を語るジュエリー」をお供に。海外だとなくしたりすると嫌だなあ、と心配になりますが、国内には「いつもの自分でいるため」に、いつものジュエリーコーディネートで。
コンチョベルト、バッグの金具、そしてジュエリー。素材は見事にバラバラ。シルバー、レザー、ゴールド、ダイヤモンドなどなど。時代もテイストも、ブランドもまちまちだし。でも、これが今の私。好きだ(笑)。
以前も書きましたが、こんなふうに、ジュエリーのレイヤーは、私たちの人生のレイヤー。私は気にせず、昔のボーイフレンドにもらったものとかも、重ねて着けちゃいます。
ただし、2カ所くらい、ポイントになるジュエリーが必要。例えばこの日は、レザー×シルバー×オニキスのネックレスと、ティファニーのローズゴールドのバングル。ここをアイキャッチにして、あとは、自由に足していくだけ。小さな、もしくはシンプルなものだけで構成すると、どれもが目に留まらず、結構着けている割には地味な印象になってしまうので、ご注意ください。
少し前のジュエリーコーディネートと較べると、にぎやかな今の組み合わせ。1年後は、きっとまた変わっているはず。こうして、私たちはジュエリーに上達していくのです!
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