夫に依存する妻が払う人生の代償

夫婦は共に支え合える関係でいるのは素敵なことですが、“夫がいないと生きていけない妻”になってしまうと、色々なところで支障が出てきてしまうものです。
夫に依存する妻が抱えてしまう「人生の代償」とは何でしょうか。

依存妻の「人生の代償」1：経済的な理由で別れられない

「自立していることが、大事」とはいっても、必ずしも、経済的に自立をしていなくてはいけないわけではありません。でも、愛が冷め、これ以上一緒にいたくなくなってしまったときに、経済的なことが理由で離婚できなくなってしまうと不幸なもの。だから、そうなってしまったときのためにも、「いざというときは、自立して、自分1人で生活を送れるようになろう」と思えるくらいの“精神的な自立”は、できていたほうがいいでしょう。

現代は、離婚したくても、経済的な理由で躊躇してしまっている妻は少なくありません。では、本当にそういう妻たちが自力では生きていけないのか、というと、必ずしもそうではないことが多く、むしろ「自分にはできない」と思いこんでしまっている可能性は高いのです。
とはいえ、もちろん離婚をしたら、生活レベルは下げなくてはいけなくなることも出てくるでしょう。だから、自分のなかで「何を守り、何を捨てるのか」を、きちんと“取捨選択をすること”が大切なのです。
いくら経済的には余裕があっても、一緒にいて不愉快な思いをさせられる相手と一つ屋根の下で暮らし続けるくらいであれば、離れたほうが幸せになれることは多いですしね。

たとえ専業主婦でも、またそれなりの年齢になっていても、働ける場所は探せば何かしらあるもの。ただ、急にそれを見つけるとなるとハードルが上がってしまうので、できれば、夫婦仲がうまくいっているときから、“自分の能力を生かせる環境”は作っておくといいでしょう。
「働くのが苦手だから、専業主婦でいたい」という人も少なからずいますが、そういう人は、以前、働いた場所や仕事の内容が自分に合わなかっただけのことも少なくありません。
自分に合った環境で働くことで、むしろ“人生の喜び”を味わえることもあるもの。人に必要とされたり、喜ばれたりするのは、幸せなことですしね。だから、そういう場所を見つけておくと、いざというときに、自分の身を助けることはあるでしょう。

次のページでは、依存していると失いやすい“幸せでいるために大事なもの”について紹介します。

次ページ▶︎ “依存の代償”にするにはもったいない、人生において大切なもの
 

【漫画】専業主婦が勇気を出して仕事を始めたら夫が意外な反応を⋯⋯
▼右にスワイプしてください▼