パートナー、友達、仕事関係者など、信頼している人に裏切られてしまうと、ショックですよね。好きな人であればあるほど、「可愛さ余って憎さ百倍」で仕返しをしたくなることもありますが、それでは自分まで不幸になってしまうことも多いもの。憎き裏切りには、どう対処すればいいのでしょうか?


憎き裏切りへの対処法1:裏切った相手と同じ土俵に乗らない

「倍返し」ではスッキリしない!憎き裏切りへの対処法_img0
 

「裏切った相手に仕返しをしたい!」と思う人は少なくありませんが、実際はそんな残念な相手とはさっさと距離を空けることが賢明です。
なぜなら、大概、怒りの感情に任せて仕返しをすると、相手からもさらに仕返しをされ、どんどん状況が悪くなってしまうことが少なくないからです。特に裏切るといった“汚い手を使う人”ほど、仕返しをする確率は高いでしょう。人間ができていないですしね。
だから、怒りに任せて仕返ししても、いいことはありません。冷静になって、「自分が幸せでいられるための行動」をしたほうがいいのです。

 

そもそも、その裏切った相手は、“あなたが同じ土俵に乗るに値する相手”なのでしょうか。基本、裏切る人は、“弱い人”です。そんな残念なやり方しか思いつかないほど、手段を持っていない愚かな人です。
人を裏切ったら悪い評判が広がることもあるし、自分の可能性を狭めてしまうことが多いにも関わらず、目先の損得しか考えていないですしね。

さらに、「本当はいい人だけど、あなたにだけひどいことをした」のであれば、頭に来るものですが、大概、そういう人は、誰に対しても同じようなことをします。「心根に問題がある」からです。
そんな“残念な人”と関わるとろくなことがないし、時間の無駄であることも多いもの。だったら、その相手に費やす時間を、もっと自分が幸せになるために使ったほうが、賢いのではないでしょうか?

つまり、
・自分も不幸になることを覚悟の上で、仕返し(復讐)のために時間を費やす(=同じ土俵に乗る)
・残念な相手とは関わらないで、今後、幸せになるための行動に時間を使う(=同じ土俵に乗らない)
のどっちを選びますか?という話なのです。

とはいえ、大きな損害を受けた場合は、泣き寝入りをしないで、法的手段を使って取り返したほうがいいこともあります。それについては、次のページで紹介します。
 

次ページ▶︎ 「裏切った相手への正当な対応」について

 

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