スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

インテリア、となると大きいスペースで考えないといけないので、納得がいくものを一気にコーディネートするのが難しい場合もありますが。テーブルの上のセッティングは、小さな世界観なので、好きなワールドを全力で映します。

 

正解はなく、間違いもない。和皿と洋皿を混ぜても良いし、古いものと新しいものをコーディネートしたって良い。同じセットをたくさん用意して、みんなお揃いにしないのも、むしろ今っぽい。

私は、トレイを多く活用して、なんとなく統一感やまとまりを出すようにします。トレイに載せるだけで、世界観が凝縮されるのも好きです。

無垢材を使用したスクエアは、MUJIのもの。小さいサイズ、大きいサイズ、両方使っています。朝食なども、この上に載せて出すと子供たちの下膳も簡単でオススメです。何枚か小皿を並べると、旅館の和定食のようにも見えるしね。

有機的な円が特徴のトレイは、フリッツハンセンのもの。無垢のメープル材だから、白の食器と合わせると、クリーンでそして少しメルヘンな印象に。実は甘いテイスト好きの私、こんな景色を見るとにんまりしてしまいます。

テーブル自体は変えられないけれど、トレイやクロスを工夫すると、違った気持ちでお茶やごはんが楽しめますよ♡

大草 直子

真ん中の皿は、江戸時代の九谷焼。手描きなので、色が深い。金沢のきりゅうで買いました。9800円だったかな。
デンマークのフリッツハンセン、使いやすいデザインが多くて好き!

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