スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

先日、コンバースのハイカットの話をご紹介しましたが、今日は、全身に口紅のように効く「パワフルアイテム」としての靴の話。

 

withマスクの日常。真っ赤なルージュやフレッシュなオレンジのくちびるを、おしゃれのポイントにできなくなり、はや1年。口紅を何度もティッシュオフしてつけると、マスクにつかない、とたまたまつけていたテレビで、石原さとみさんが言っていていたので、早速実践しています(笑)。

口紅を楽しめない代わりに、私にしては珍しく、靴に、「全身に効く」色や質感を採用します。冒険しても白のスニーカー、だった私の靴ワードローブはかなり華やかになりました。

以前もコラムで書いたペリーコのシルバーフラット。最近おろしましたが、わあ、可愛い(笑)。カーキグレーのような全身に、ばっちり明るさを足してくれています。ソックスを白にすると、ますます効きますね。

そして、ロジェヴィヴィエのミントグリーンのパンプスも! エナメルの艶も手伝って、足元がぱあっと華やかになりました。

季節が進んで、サンダルを投入できるようになったら、靴のセレクトはもっと自由に楽しく。分量が小さくなるから、ヴィヴィッドな色も強さのある素材も、取り入れられますね。
 

大草 直子

玄関のアクセントは、やはり花。ああ、癒されるし、気持ちが明るくなる!
なんか、光のせい? 発光しているみたいに輝いている!

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