コロナ禍で売れたベースメイク「マスクのしたの肌づくりはどうしてる? 」
時代のニーズに合わせ変化するファンデーション
その一方で、ファンデーション自体も柔軟に変化を遂げていて、中でもクッションファンデーションが堅調だったといいます。
NARSのナチュラルラディアントロングウェアクッションファンデーションは、ヨレない・くずれない・自然なツヤがでるとSNSで評判になったアイテム。さらにマスク移りも少ないので、外出時のお供にも重宝しているとの声が続出。
こんな時代だからこそ、スキンケア効果の高いベースメイクも話題に。
クレ・ド・ポー ボーテのタンフリュイドエクラマットはスキンケア効果が高く、マスク着用でもつけたてのサラサラとしたマットな肌質感が1日中持続するのは、嬉しい限り。
肌にのせた瞬間にふんわりとした光をまとったような肌を叶えてくれます。
ポーラのカラフルな渦巻き状のディエム クルール カラーブレンドグローファンデーションも「Zoom映えファンデ」として話題になったアイテム。
自然なツヤが出て、オンライン上で「肌がキレイ!どこのブランドのファンデ?」と一躍人気に。
バーム状なので保湿感もあり、夏は冷房、冬は暖房による乾燥ケアにもおすすめです。
血色感や肌色を均一にする仕上げアイテム
ベースメイクの仕上がりをさらに格上げするアイテムも話題が集中しました。オンラインでは血色感があるかないかで印象が大きく異なります。
ヘアメイクアップアーティストの長井かおりさんが監修する、ヤーマンのオンリーミネラル N by ONLY MINERALS ミネラルピグメントは、スキンケアとメイク効果を同時に叶えられるマルチコスメ。
肌に負担のかからないノンケミカルで天然な成分を使用し、愛用者の中では「じゅわっとした血色感が叶う」04(MOMENT)が人気。
パウダー×オイルの組み合わせでスキンケアする ITRIMのエレメンタリー フェイスケアパウダーは細かい微粒子パウダーでふんわりと吸い付くように肌に密着し、「肌をスキンケアしてくれるのがわかる!」と大人気。
実際、寝てしまっても大丈夫なくらいの安心感があるのも理由のひとつ。マスクの下でもしっかりとケアできることが支持されています。
「ファンデが売れない」と言われている状況下でも、確かなニーズもあるわけで、ベースメイクの技術は今後さらに進化していきそうですね。
次回は、若い世代を中心に幅広い層でヒットした目元・口元のメイクアイテムをご紹介します。
構成/片岡千晶(編集部)
この記事は2021年5月26日に配信したものです。
mi-molletで人気があったため再掲載しております。
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