家事育児を負担しない相手を見抜く、究極の質問
S:例えば一人暮らし歴が長いから家事も分担できるだろうと思ったのに、結婚後は家事を一切しなくなった「できるのにやらないタイプ」の話、聞いた事ありませんか?
さ:はい。スキル的にお皿洗いやおむつ替えができる・できないの問題ではないという事ですよね。
S:そうです。できてもやらないんです。それはつまり、ベクトルが全て「自分」に向いている、自分の時間を犠牲にして子供を育てるという姿勢がない、ということなのかな、と思います。
さ:なるほど。結婚したら、「恋人から妻」ではなく「恋人からお母さん」になったと思ってしまうタイプかな。
S:「結婚して子供ができて、1日4時間自分の時間が減るとしたら、何を削りますか?」と聞いて答えに詰まる人は、自分の時間を犠牲にして育児にコミットする発想がない人なので、要注意なのかもしれないと思います。
さ:おお、まるで踏み絵のような質問。
S:家事育児の分担が不公平だからといって離婚する人は多くないと思いますが、不満が蓄積することはたしかですからね。
さ:不満の正体をしっかり見極めて、冷静に向き合ってみて欲しいですよね。
Sさん、本日はありがとうございました。最後は少し婚活アドバイスのようにもなりましたが、記事に盛り込みきれなかったトピックは、また形を変えて連載の中で綴っていきたいと思います!
S:こちらこそありがとうございました。
9ページに渡る取材メモ、Sさんのレベル5の離活レポート、複数の参考書籍などからなる膨大な情報量を一記事にまとめたため、お伝えしきれないことがまだまだ山ほどありますが、今回はここまでとさせていただきます。
記事内にも記載しましたが、相手によって、離活の難しさは変わります。レベルも1〜5まで様々(私はレベル4をEXITしました)。
現在、結婚生活に悩まれている方は、ぜひぜひご自身の状況を客観的に相談できる場所を見つけていただき、無事に離活を終えられますようにと願っております。
さちこ
この記事は2021年5月28日に配信したものです。
mi-molletで人気があったため再掲載しております。
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