化粧下地にオイル!毛穴の悪目立ちを今すぐ解消するメイク&スキンケア法
40代になって肌質を問わず、多くの女性が抱えている肌悩みといえば「毛穴」。スキンケアやメイクで対策をしているものの、「やっぱり気になる」という人がほとんど。プロのテクニックで簡単に毛穴が目立たなくなるとしたら? 女優やタレントに指名を受ける人気ヘアメイクアップアーティストの赤松絵利さんに毛穴の目立ちを解消するテクニックを教えてもらいました。
肌にトラブルを抱えているというのは、そこに原因があるからだと思うんです。年齢によるものだったり、紫外線などの環境によるものだったり。ストレスや生活習慣の変化でも肌トラブルはおこります。
ですが、その原因を探り、根本から見直せば肌の調子はグッと上がっていきます。
みなさんが悩まれている「毛穴」は、スキンケアとメイクの両方からアプローチすることが大切です。スキンケアは「基本に忠実で丁寧なお手入れ」を、メイクは「ツヤを味方にすること」を心がけるだけで、変化があらわれるはず。今回はスキンケア、メイクそれぞれの押さえるポイントを紹介します。
【メイク編】 化粧下地にオイルを混ぜた「ツヤ」で毛穴を飛ばす
ファンデーションやコンシーラーで隠そうとすると、どんどん厚塗りになり、気づいたら「老け顔になっていた」なんて経験ありませんか? 透明感がなくなると肌は一気に老けて見えてしまうのです。
そこで、発想の転換を!
ポイントは毛穴を「隠す」のではなく、「飛ばす」こと。
化粧下地にオイルを数滴混ぜて、ツヤを演出します。光を味方につけると毛穴が自然と目立たなくなるんです。ツヤのある肌はみずみずしく、見た目印象もグッと上がります。「毛穴は隠すよりもツヤで飛ばす」、これが大事!
【スキンケア編】 「クレンジング」と「角質ケア」を丁寧に
毛穴悩みを抱えている人にお手入れの方法を聞いてみると、自己流で間違っていることが多いんです。スキンケアは基本に忠実に、丁寧におこなうことが大切です。
まずは「汚れをしっかり落とすこと」。毛穴に汚れが溜まっていると黒ずみ、毛穴がさらに大きくなってしまいます。毛穴の奥に入り込んだ汚れはしっかり落としましょう。
もうひとつは「角質ケア」。小鼻のまわりやTゾーン・口元など、ごわつきが気になるところは週に1〜2回の角質ケアがおすすめです。セラムから洗顔・マスクまで角質ケアを目的とするアイテムも種類が豊富になったので、お好みのものを選ぶと良いですよ。
赤松さんがおすすめするメイク&スキンケア6選
<化粧下地>
<洗顔&角質ケア>
赤松 絵利
ESPER代表/ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌・広告・ヘアメイクプランナーとして活躍。 蒼井優、綾瀬はるか、多部未華子、常盤貴子、松岡茉優(敬称略、五十音順) など多くの女優を担当。著書『世界一シンプルなナチュラルメイクの教科書』(講談社)
撮影/目黒智子
取材・文/長谷川真弓
出演/片岡千晶(編集部)
構成/片岡千晶・國見香
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