汗だくの真夏でも「パンダ目」にならないマスカラの塗り方とは?
年々暑くなる日本の夏。気温も湿度も高い夏にメイクをするって、本当に大変ですよね。特にコロナ禍では「マスクから漏れる息がメイク崩れを助長させている」とも言われていて、目元のメイク崩れに悩んでいる人も多いはず。
そんなときに気になるのは「パンダ目」。マスカラが目のキワや下まぶたに移ってしまい、何とも悲しげな姿なんてこともあるのでは。今回は人気ヘアメイクアップアーティストの赤松絵利さんに、この夏必須の「パンダ目にならないメイクテク」を教えてもらいました。
「マスカラが下まぶたについてしまうのはナゼ?」この疑問に答えられたら、パンダ目の悩みはすぐに解決できます。下まぶたについてしまう理由は、まつげの毛先と下まぶたの摩擦です。ならば、「まつげが下まぶたに触れない」ようにすればいいだけ!
提案するのは2つ。
まずは「アイラッシュカーラーでしっかりとまつげを立ち上げる」こと。
まつげにカールをつけたら下まぶたにつくことはありませんし、まつげが上向きだと目が大きく、活き活きと見える効果が。だから、マスカラをつけない日でもまつげだけはカールアップして出かけることをおすすめします。アイシャドウやアイライナーなどによるにじみも激減しますよ。
もうひとつは「マスカラはまつげの根元だけに塗る」こと。
目ヂカラをつけたくてまつげ全体にたっぷりと塗ってしまいがちですが、これはNG。マスカラはまつげの根元だけに塗る、ということを徹底してください。
根元にしっかりとマスカラをつけることで目の輪郭を強調することができるので、毛先の摩擦を回避しながら目ヂカラをアップすることができます。
「マスカラはあえて根元だけに塗る」新・マスカラの上手な塗り方
パンダ目になるかならないかを左右するのはマスカラの塗り方です。マスカラのブラシをまつげの根元にきちんと押し当てたことを確認し、下から上へゆっくり引き上げましょう。
今回使用したセザンヌのマスカラは、ブラシのしなりも良く、マスカラ液がまつげにピタッと密着して塗りやすいんです。撮影でもたびたび使用するコスパの良いマスカラの代表選手です。
10〜20代の時はマスカラ軸をぐいっと目元に押し当てて塗っていたでしょう? 「毛先ではなく、根元に塗ること」を忘れずに!
赤松さんおすすめ「美まつげが叶う」マスカラはコレ!
赤松 絵利
ESPER代表/ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌・広告・ヘアメイクプランナーとして活躍。 蒼井優、綾瀬はるか、多部未華子、常盤貴子、松岡茉優(敬称略、五十音順) など多くの女優を担当。著書『世界一シンプルなナチュラルメイクの教科書』(講談社)
撮影/目黒智子
取材・文/長谷川真弓
出演/片岡千晶(編集部)
構成/片岡千晶・國見香
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