ミモレで2021年に公開された記事のうち、特に人気があったものをご紹介します。よろしければぜひご一読ください。
ステイホームにより、ふたたび火がついたと言われる韓国ドラマブーム。その中毒性の高さゆえ、ストーリーにハマるのはもちろんですが……なんと言っても女性を魅了するのは、見目麗しき韓国俳優たち。
韓国ドラマに没頭しながら、疑似恋愛でこっそり恋心を満たしている方も多いと聞きます。
当記事は、韓国料理研究家でもあるライター・小澤サチエが、前編・後編にわけてお届け。この記事では、韓国俳優やドラマの魅力を語ります。
(後編では、自宅で簡単に再現できるオリジナルレシピも公開中!)
時代とともに変化したヒロイン像
先日の記事で「新大久保が今スゴい」と触れましたが、ここ1,2年で新大久保に新しくできた飲食店を見ていると、ブームがあるようです。
ちょっぴりレトロな、色とりどりのネオンを使った看板や装飾。それを聞いて何かを思い出しませんか?そう、ドラマ『梨泰院クラス』に出てくるお店「タンバム」です。
かわいらしいネオンの内装が飾られた店内は、ドラマの世界観そのもの。また、タンバムにとってライバル的存在だった「長家」を模した外観の居酒屋もあり、盛り上がっています。
ドラマの放送から1年以上経った現在も、それほどの影響力を感じさせる『梨泰院クラス』は、今振り返ってみても強烈な作品でしたね。
(懐かしい響きですが)“初めての韓国ドラマは冬ソナ”世代の私にとって韓国ドラマといえば、運命的な男女の恋を描くようなメロドラマ。しかし「梨泰院クラス」は、それらの常識をあっさりと覆してきました。
手に汗握る壮大な復讐劇に、思わずスカッとする下剋上といった筋書き。そして何より意外だったのが、ヒロイン的立ち位置にあるイソのキャラクター。
それまでの韓国ドラマは“守ってあげたくなるような女の子”が主人公のものが多かったのに、イソは真逆でした。
私は初めてイソを見たとき「え??この子がヒロイン役なの?」とひとりで叫んでしまったほど。
ヒロインを見て衝撃を抱いたのはどうやら私だけではなかったようで、同世代のアラフォー女性たちは相当ざわついていました。
実は、2020年から2021年にかけて大ヒットしたドラマの多くには、共通点があります。それは、かつての韓国ドラマのイメージとは180度異なる、強く逞しいヒロインの存在。
その筆頭となった作品が『梨泰院クラス』でした。
そして私はここに、時代の変化を感じるとともに、世の中が求める“理想の女性像”が大きく変わっていることに気がついたのです。
男を取り合う女のバトルから目が離せない……
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