自分にとって“厄介な人”はどの職場にもいます


とはいえ、図太そうな“年上のお姉様”のこと。「あの子ったら、慰留されたことを自慢して! 私以外は誰がクビになってもおかしくない、みたいなこと言うのよ?」なんて、事実を捻じ曲げて吹聴することも考えられそうです……。でも、きっと大丈夫! 「周りの方も気を遣っています」ということは、味方が大勢いるということです!

周囲の人たちは彼女の性格をよく知っているのですから、打ち明けられる方に事情を話せば、理解してもらえるはず。「実は私も同じことされてて……」という同僚が出てくるかもしれませんね。理不尽な人は甘やかしすぎず、ときにはピリッと小さなクギを刺す。そうして自分の立場を守りながら、堂々とチームプレーをすることが大切だと思います。

もちろん、採用の返事をいただいた転職先で、新たなスタートを切るという選択もありです。けれど、人間関係の煩わしさはどんな職場にもついて回るもの。“年上のお姉様”のような厄介な存在が、新たな職場にいないとも限りません。転職先がヨッコさんを“大事な人材”として想ってくれるかも未知数です。今、幸運にも「必要としてくれる会社」にいるのですから、やはり私は「今の会社に残る」ことが最善ではないかと考えてしまいます。

あれこれと口出ししてしまいましたが、ヨッコさんがやりがいを感じ、仕事に集中でき、充実した日々を過ごせる! と感じる職場なら、どちらを選ばれても正しいと思います。私も全力で応援していますからね!

 
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取材・文/金澤英恵


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