【小川 菜摘×YOU】私たちがいくつになってもいい関係でいられるワケ_img0
 

20年来の親友である小川菜摘さんとYOUさんが、リーディングアクト『ドウキの…』で共演。芸能界の先輩・後輩であり、息子が同じ学校に通っていたママ友でもある二人の息はぴったり! 舞台のこと、そして、ステキな関係を築くヒントを伺いました。

※ご出演を予定しておりましたYOUさんにつきまして、先日新型コロナウイルスの濃厚接触者と認定を受けたため、本公演の降板が決定いたしました。
代役は宮下今日子さんが務めます。(本記事は8月に取材したものです)

 


「私、当日、舞台にいないかもしれません」(YOU)
「こんなこと言ってるけど、ちゃんとやる人ですから(笑)」(小川)

 

――リーディングアウト『ドウキの…』でお二人、そして藤井隆さんとの共演が実現した経緯は?

小川菜摘さん(以下、小川):もともと私が、脚本&演出の岡部尚子さんと仲良くさせてもらっていて、2019年、20年と二年連続で、青木さやかちゃんと『ファム・ファタール! 運命の女』というリーディングアクトをやったんです。今回、YOUと藤井隆くんに声を掛けたところ、忙しい二人のスケジュールが9月20日と21日の2日間取れまして。これは奇跡ですよ!

YOUさん(以下、YOU):私と隆は、菜摘さんとご一緒できるということで、ありがたく、無邪気に受けてしまいましたけど、お話をいただいた時は〝リーディング〟とお聞きしていたのに、ふたを開けてみたら〝アクト〟がついてるんですよ。

小川:リーディングにもいろんな形があるんですけど、二人は最初から最後まで座りっぱなしのスタイルだと思っていたらしくて。

YOU:どうやら立つつもりらしいんです。

小川:そう。立って芝居するシーンもあるから、〝リーディング〟に〝アクト〟がついてるんですけど、二人は「立つなんて聞いてないんですけど!」って(笑)。

YOU:お受けしたのはあくまで〝リーディング〟ですから、私と隆は、一生懸命、読みます。

小川:どんなスタイルになっているかは、当日のお楽しみということでお願いします(笑)。

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――リーディングアクトならではの難しさは?

小川:リーディングアクトは、お客さんの想像力でその世界を描いてもらうので、いかに集中してもらうかが大事なんです。脚を組み替えたり座り直したり、こちらの動きで集中力を途切らせてしまわないようにするのは、動きのある芝居にはない難しさですね。それと、たとえば音楽きっかけで立ち上がって、台本から目を離して台詞を言うという場面から台本に目を戻した時「どこだったけ?」となるのが怖い! どこを読んでいったのか、一瞬、見失った時は、ものすごくドキドキしました。

YOU:だから、台本から目を離さず、ずっと読んでればいいんですよ。

小川:台詞を覚えた上で、台本に戻る時の印をつけておけば大丈夫だから。

YOU:えっ……⁉ 台詞、覚えるんですか?

小川:一字一句暗記する必要はないけど、多少なりとも覚えておかないと。

YOU:……このまま取材、受け続けていいのかな。私、当日、舞台にいないかもしれませんよ(笑)。

小川:こんなこと言ってるけど、ちゃんとやる人ですから、全然心配していません(笑)。


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20年来の仲良し!
撮影中も笑いの絶えない小川菜摘さん&YOUさん

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