放送開始から22年を迎えた長寿ドラマ『科捜研の女』が初の映画化。世界同時多発不審死事件というシリーズ史上最難関の事件に、沢口靖子さん演じる榊マリコらおなじみのメンバーが挑みます。

本作で若村麻由美さんが演じるのが、法医学教授・解剖医の風丘早月。その颯爽とした立ち居振る舞いと快活なキャラクターが、長きにわたって視聴者に親しまれています。

ですが、若村さん自身はというと、20代の頃は自分に自信がなかったそう。完璧主義で、自分がつくったルールに自分を縛りつけていた若村さん。そこから少しずつポジティブで大らかな性格になれるよう自己改革を積み重ねてきたと話します。そんな若村さんの「脱・完璧主義」の心がけを聞きました。

 


自分の場面なのに、試写で思わず声が出てしまいました(笑)


――あの『科捜研の女』が映画になりました。

見どころは何と言ってもレギュラーメンバーが新旧合わせて20人近く出てくるところ。ドラマでも卒業したメンバーがゲストで登場することは度々ありましたが、これだけの人数が揃うのは映画ならでは。まさに集大成ですよね。しかも、その全員が事件を追うマリコをうまくサポートしていくんです。放送開始から22年。みんながマリコを支えてきたんだなと感じられる映画に仕上がっています。

 

――今回は、若村さん演じる風丘早月が事件の目撃者となります。

台本も読んでいるし撮影もしているので、もちろん内容は知っているはずなのに、試写でその場面を観たときは思わず声が出てしまいました(笑)。自分が出ているのに自分で驚いているのが大変恥ずかしかったですが、そこはやっぱりスタッフのみなさんの編集や音の入れ方の素晴らしさですよね。京都の美しい秋を描きながら、一気に事件に突入していく。非常に印象的な始まりでした。

――映画ならではの撮り方などありましたか。

ドラマでは、風丘早月は研究所の共有スペースと解剖室での撮影がほとんどなので、外ロケがあることが新鮮でした。目撃者という立場で、マリコたちが臨場している場面に風丘早月も立ち会うんですけど、一面に美しいイチョウが敷き詰められている上に、ご遺体が倒れているというシーンで、事件現場ではあるものの、とても美しいシーンになっています。ナイターということもあり、広範囲にたくさんの照明があてられ、普段セットにいる風丘早月としては、それだけで「おお、映画だ」という気持ちになりました(笑)。


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女優・若村麻由美さんの変わらぬ美しさ
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