超吸収型サニタリーショーツブランドの「Bé-A(ベア)」は、“子どもならでは”の生理の悩みや不安に寄り添い、子ども目線で生理の仕組みやナプキン、タンポンの使い方などを教える親子向けセセミナーを開催。
今年8月、阪急阪神百貨店の全館イベンント「HANKYUこどもカレッジ」内で初めてのセミナーを開催し、2回目は今月9日に東京・渋谷ヒカリエで行われました。生理の知識と“新しい選択肢”を学ぶワークショップに多くのメディアも関心を寄せています。
「身長・体重も一人ひとり異なるため、初潮を迎える年齢だって異なります。私自身も10歳の時、学校で生理になりました。ただ、生理の知識がなかったため、『病気になっちゃったの?』と不安な時間を過ごしたことを覚えています」とベア・ジャパン代表の山本未奈子さん。
「ある日突然生理になっても慌てず対応できる、本当に役立つ生理の話をしてあげたいと思い、セミナー開催を考えました」と共同経営者であり、このブランドの商品の“生みの親”である髙橋くみさん。
ベアでは商品の購入した方々へ定期的にインタビューをおこなっていて、その中で「子どもたちにどのように生理のことを伝えたらいいのかわからない」という声もあったのだとか。

 


小学中・高学年の女の子が多く参加
「生理」は知っていても学ぶのは初めて

 

これから生理を迎える子どもと保護者を対象に、生理のメカニズムなどこれから起こる女性のからだの変化や生理期間を快適に過ごすためのさまざまな選択肢を紹介。まさに「学校では教えてくれない」ことばかり!
セミナーに参加していた子どもたちは小学4〜5年生が多く、「生理」という言葉は聞いたことがあっても生理の仕組みについては知らず、熱心に聞き入っていたのが印象的でした。

「親である私たちも生理を正しく理解しているわけではないんですよね」と山本さんが言うように、「子宮の大きさは?」「経血の量はどれくらい?」「おりものは病気のサインなの?」など、大人でも知っているようで知らない話も。例えば、子宮の大きさは卵のサイズ、卵巣はうずらの卵くらいの大きさなんだとか。また、1回の生理(平均7日間として)のナプキンの使用枚数は25枚程度。これが閉経までの約40年間使用するとなると……1万枚超えにもなるそう。子ども以上に熱心にメモをとる親の姿も。
 

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天然コットン素材の生理用ナプキン、おすすめのブランドとナプキンの詳細
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