冬が終わるのはもう少しだけ先ですが、衣替え前の時に知っておきたいのがニットの正しいケア方法。
私も30代後半に差し掛かった頃に上質なニットを手に入れて、どうしたら長く大切に着られるか調べた時、クリーニングにはなるべく出さない、という事実を知って衝撃をうけたものでした。
ではどうしたらいいの? という素朴な疑問を解決するべく、前回のシルクケアに引き続き、自宅でのニットケアについてお伝えしていきたいと思います。
【ウールニットの洗い方】
ニットの洗い方は、シルクの洗い方とほぼ同じ。
ひとつだけ違うのはその前のブラッシングです。
このブラッシングは洗う直前だけでなく、理想は着るたび、そうでなくとも気づいた時にしておくだけで毛玉にもなりにくくなり、簡単な汚れも落ちる上にニットに艶が出るので私も徐々に習慣化していきました。
ブラッシングは馬の毛を使ったものがおすすめです。
★洗う前にブラッシングを。
一定方向にブラシをかける。
毛玉取りよりもブラシがおすすめ。WASH FREEDOM×ブラシの平野の馬毛ブラシを使用しました。
ニットは毛自体に油分があり、汚れがつきにくいので、洗剤を入れなくてもOK。使用する場合は中性洗剤を。洗いの工程はシルクと同様です。
【ウールニット】アイロンのかけ方
ニットにアイロンって必要なの? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひ試してみて。アイロンをかけると見違えるほど風合いが変わるんです。
ケアすると洋服が見違えるほどイキイキとしてなんだか喜んでいるように見えるから、自分自身も嬉しくなってしまうのが上質なウールを持つ醍醐味のひとつだと感じる今日この頃。
せっかく出会えたお気に入りのニット、ぜひぜひセルフケアで慈しむ楽しみを体感してみてください。
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構成/出原杏子
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