理不尽な人への交渉術4:交渉するより、縁を切ったほうが早いこともある


理不尽な人は、何があろうと理不尽です(苦笑)。いくらこちらが正当性のあることを言っても、相手の性格が変わらない限り、聞く耳を持たないことも少なくありません。
そんなときは、「さっさと縁を切る」ほうが、人生というレベルで見たら、有意義なこともあります。
交渉が続き、だんだん「勝ち、負け」の感覚になってしまうと、「こっちが折れるのは負けだから」と思ってしまい、なかなか抜け出せなくなってしまうことも……。でも、そんな人と関わらないほうが、人生においてはメリットがあることもあるのです。

 

結局、人生は「どんな時間を過ごすのか」が重要です。それは、「どんな人と関わっていくのか」によって、変わってきます。だから、いい人生を歩むためには、極力、理不尽な人と関わらないに越したほうがいいのです。
私たちは“目に見えないもの”に関しては鈍感になりやすいのですが、残念な人と関わることで、大事な時間を失うことが多いし、ストレスがたまることもあります。それによって、もっと“大事なもの”を失ってしまうこともあるのです。それは、健康かもしれないし、イライラしていることで、大切な人との関係に悪影響を与えてしまうこともあるでしょう。

最終的に交渉事がうまくいかなかったときでも、「あんな理不尽な人と関わらなくて済むようになったのだから、ラッキーだ」と自分を納得させるのもアリです。人生のレベルにおいては、そのほうが得なこともありますよ。


前回記事「「制限がある中での自由がちょうどいい?」自分が心地よい「自由」を手にするために必要なこと」はこちら>>


関連記事
「嫌われているのかも?」気の合わない上司&部下とうまく付き合う方法>>

コロナ禍でも変わらない人・職場との付き合い方【『嫌われる勇気』岸見一郎さん】>>

「怒り」の正体は「恐れ」...?自分の中の怒りを鎮火させる、意外な方法>>

コロナ禍で“捨ててもいい人間関係”。その3つの特徴とは?>>

他人のおせっかいがストレスな人に...角を立てない“上手な断り方のコツ”とは?>>