「自由になりたい!」と願う人は多いもの。でも、仕事をしなくてもお金に困ることがなく、誰にも干渉されず、自由気ままにただただ好きなことをして生きていく、というのは、現段階においては限られた人以外は難しいことです。
現実的な「自由」とは何でしょうか。自由になるためにやるといいことはなんでしょうか。


現代における「自由」とは何なのか

 

巷で注目されているようなユニバーサルベーシック・インカムが始まって、誰もがお金に困らなくなり、また色々な技術によって、今までの仕事をロボットが補ってくれるようになってきたら、より自由な生活を送れるようになりますが、いつかそれが実現するのだとしても、もう少し時間はかかるものでしょう。
つまり、現段階における、現実的な意味での自由になる方法は何かというと、「多くの選択肢を持てるようになる」ことです。

 

「多くの選択肢を持てるようになる」とはどういうことかというと、例えば、本業の仕事をしながら、副業をすることで、選択肢が増えることがあります。現代、日本で正社員の副業を容認している企業は55%だと言われています(※パーソル総合研究所「副業の実態・意識に関する定量調査」より)。
自分が勤めている会社が副業を許可している場合は、挑戦してみると「人生の選択肢」は広がります。もし副業のほうで食べていけるようになったら、必ずしも会社勤めを続ける必要はなくなってきますしね。
新型コロナウィルスの影響を受け、今後も倒産、リストラをする企業が増えてくる可能性はあります。そんなときに会社にしがみつかないでいるための選択肢があると、自分の身を助けることはあるでしょう。

自由というのは、経済的なことに限りません。「自分の居場所」だって、より選択できるようになるといいでしょう。例えば、習い事やサークル活動、ボランティア活動などを始めて、自分の世界を広げることで、より快適と思える環境を選べるようになります。
「結婚するのか」「独身でいるのか」、さらに、「離婚をするのか」ということに関しても、選択できるようになると、より生きやすくなります。
たとえ「1人でいるのは嫌だ」と思っていても、一緒にいたくない相手と共に生きるのは辛いことです。世の中には、色々な理由から離婚したくても別れられない人も少なくありません。だから、1人で生きていくかどうかは置いといても、「1人になれる選択肢」も持てるようになっておくと、精神的に楽になれることはあるでしょう。

ただし、より多くの選択肢を持てるようになるためには、できていたほうがいいことがいくつかあります。それについては、次のページで紹介します。
 

次ページ▶︎「選択肢を持てるようになるために大事なこと」について
 

【漫画】自由な人と不自由な人の思想の違い
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