スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

大人の「ちょうど良い」まつ毛。エクステ→自まつ毛の遍歴_img0

3年ほど続けたまつ毛のエクステをやめて、既に1年以上が経ちます。まぶたがもっさりと重くなり、かつ、「あらゆる毛」の元気がなくなる婦人世代にとって、エクステ「やる? やらない?」は大問題。とっても上手な方に施術して頂いていて、至近距離で見ても自然で、ノーメイクでも、ある程度自信をもって歩けたのですが……。エクステの時間、1時間ちょっとを、1ヵ月弱に1回確保するのも(そこに向かう往復の時間や、予約がうまく取れなくてたまるストレスも加わり)大変で。

 

まつ毛美容液をきちんと塗布し、久しぶりの「マスカラ生活」を楽しんでいました。けれど! また自分の自まつ毛にも見飽きて(笑)、「エクステに戻ろうかな」と逡巡しましたが、思いとどまりました。先にお伝えした、時間や手間をかけられない、のほかに、エクステをやめた理由が。髪や肌が、少しずつ柔らかく優しく緩んでくる婦人世代、目元の毛だけがぎゅーんと元気でも、私の場合はバランスが取りづらいなあ、と思って! まぶたも痩せるし、首筋にも影が深く入ってきたここ数か月。写真を撮って頂いた時に確認するスクリーンで、そんな自分を見ては、少し落ち込んだりしていました。実は(笑)。

けれど、グッドクオリティの下地やマスカラを駆使。ビューラーもとっても良い1つを見つけたので、ALL OK♡ とりあえず、これでしばらくはいきたいな、と思っています。

年を取る(あえて言います)、ということは、こういったことの繰り返し。変わる自分にびっくりしたり落ち込んだり、悲しくなったり、怒りを覚えるのも当然。そんな自分の感情や気持ちも認め、受け止め、そして「時計を戻す」のではなく、新しい自分と付き合っていく――そのことを楽しみたいな、と思っています。
 

大草 直子

大人の「ちょうど良い」まつ毛。エクステ→自まつ毛の遍歴_img2
元々は奥二重用のビューラーですが、まぶたが重くなってきた婦人におすすめ。ぐっとまぶたにフィットし、まつ毛を逃さずキャッチ。ベースはキャンメイクで、マスカラは韓国のブランド、スタイルバイアイアン。このマスカラも3本目のリピート。


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