コロナ禍で、外食しづらい今日この頃。おうちで食べるランチもマンネリ……という方も多いのではないでしょうか。そこで長い冬のおうちタイムを楽しむ北欧人をお手本に、お手軽で豊かなランチタイムを演出してみませんか? 

デンマーク在住経験があるライター京極祥江が、おうちランチが一瞬でおしゃれになるデンマークのオープンサンドイッチ「Smørrebrød(スメアブロー)」を紹介します。

 


デンマーク人ランチの定番、オープンサンドイッチ「Smørrebrød」とは?


デンマーク人のお昼ご飯といえば、定番なのが「Smørrebrød(スメアブロー)」。薄くスライスしたライ麦パンの上に、魚、肉、卵や野菜などいろいろな食材を載せて食べるオープンサンドイッチです。

 

休日のランチとして家で食べるのはもちろん、朝に作ってクッキングペーパーできれいに包み、ランチボックスに入れて職場に持って行く人も。スーパーには、スメアブローの具材として使えるマヨネーズ味のターキーサラダやレバーパテ、ハムやサラミがたくさん売られています。

レバーパテと牛肉のハムを載せた「Dyrlægens natmad(獣医の夜食)」、燻製のニシンに卵黄を添えて食べる「Sol over Gudhjem(グッイェムに昇る太陽)」など、載せるものが決まっているメニューもあるのですが、デンマーク人の食べ方はもっと自由。

テーブルの上に小エビ、ハム、ローストビーフ、ゆで卵、白身魚のフライ、そしてパプリカやミニトマトなどたくさん食材を並べて、各自が好きなものを好きなようにパンに載せて食べています。

スメアブローには「こうでなければいけない」なんて堅苦しいルールはありません。ただひとつ守らなければならないルールは「お皿に載せて、ナイフとフォークを使って食べる」ということくらい。

基本的には、パンの上に好きなものを載せるだけで作り方もとっても簡単、素材の組み合わせは無限大。ディルや赤玉ねぎ、わけぎやピンクペッパーなどを使って彩りよく飾れば見た目もおしゃれでかわいくなるので、お友達を招いてのおうちランチにもぴったりです。
 

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