センスとは何か。化粧品で考えてみました


なるほどこれがコスメセンスと言うもの!

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セラム N°1 ドゥ シャネル ¥13200(美容液)、ロー ルージュ N°1 ドゥ シャネル ¥13200(ボディミスト)、フリュイド ファンデーション N°1 ドゥ シャネル(ファンデーション) ¥9240/シャネル

発売して間もなく、品切れが出るほどの大ヒット。予想はついていたけれど、その人気の秘密は何なのかと言えば、ずばり、センスであると思う。スキンケアからメイク、フレグランスまでを、No. 1 ドゥ シャネルという象徴的なブランドオーラが、一気通貫する。そのかっこよさは過去に例を見ないもの。
正直、ありそうでなかった縦割りのラインナップは、当たり前のアイテムも当たり前に見せない。改めて特別なものに見せるから、 魅力だらけのシリーズに映り、私たちはどうしても欲しくなる。まさにシャネルの魔法にかかったように。でもこれがセンスのなせる技なのだと思い知る。

またもう一つ、一品一品が通常よりも小さな作り。それもサスティナブルの一部であるというのがなんとも粋。他にも色々サスティナブルな配慮が施されているものの、無駄に大きくしない、だからロスも少ない“小さいサイズ”は今、最も洗練されて見えるサスティナブルなのかも。
大人気のリップ&チーク ボームも、口紅とチークを一緒にできるなら一緒にしようというシンプル化、本来コスメがもっと推進すべきサスティナブルの手段である。

今やいかに上手なサスティナブル提案をするかがセンスの分かれ道。だから私たちにも、これを確信を持って選ぶという、強いモチベーションが生まれるんだろう。まさにコスメセンスの塊。それを手にしただけで素敵になれる予感。欲しい!

 

肌質までセンスの良い肌になる化粧品があった

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そう、肌にもセンスの良し悪しがある。何でもないシンプルな装いも、かっこよく見せてしまう肌がある。肌の場合も、若い肌に見えるだけではない、知的なセンスを感じさせるからそれ自体がエイジングケアにもなるほど、見た目年齢を超越してしまう。しかもその人自身を魅力的に見せてくれる。“センスの良い洗練された肌”は、だからとても重要な意味を持つのだ。
そういう意味で最も高い評価を得ているのが、アンプリチュードのリキッドファンデーション。

アンプリチュードの開発者であるRUMIKOさんが訴えるのは“透き通る感”。いわゆる透明感よりもっと奥行きがある、上品な透明膜、それが大人の透明肌の約束であり、大人の肌に洗練を作る鍵。だからアンプリチュードのファンデーションは、タイプが違っても、リキッドでもパウダーでも、仕上がりにはその“透き通る感”を実現するものとなっている。
ファンデーションばかりじゃない、チークも同じ。ハイライトにもなるようなベースを先に塗って、上からカラーを載せることで、一色では作れない“透き通る感”を作ったり、多くのアイテムが、洗練の極みである“透き通る感”を作る仕組みになっている。

だからその“透き通る感”で統一された仕上がりは、存在にも洗練された印象をもたらしてくれる。センスある肌ってどういうものか、どれだけ重要なものか、ぜひ一度体験してみて欲しい。

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文/齋藤 薫
撮影/嶋田礼奈
構成/藤本容子
 

 

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