タレントのアン ミカさんとともに、人生の第二ステージ「セカンドステージ」を前向きに考えていく連載です。

夫婦・親・子どもとの関係や、職場の人間関係、自分自身の将来や健康など、人生の第二ステージを前にしたミモレ世代の悩みのタネは尽きません。この連載では、ミモレ読者から寄せられたお悩みをアン ミカさんとともに考えていきます。

 

日常の変化を嘆くのではなく、この悩める時間を、これからの人生を前向きに舵取りしていくための準備期間に充ててみませんか?

採用されたお悩みは、アン ミカさんが一言一句丁寧に読んで分析し、真剣に回答します!
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【家族にまつわるお悩み】

長男についてとても悩んでいます。
大学受験で失敗し、再度チャレンジするため、志望する大学のある東京で浪人生活を開始しました。当時、長女も東京にある大学に通っていたので、姉弟での共同生活。半年ほどした頃に、環境変化や自分のできなさに予備校に通えなくなりました。先生の支援もあって、スローステップで予備校にも少しずつ通えていたのですが、受験本番になるとまた悪循環になり、体調を崩して受験失敗。

この先どうするか家族会議をすると、いつも仕事で多忙な主人も向き合ってくれました。とりあえず実家でゆっくりして、答え見つけようと主人の提案。話し合いを繰り返し、見つけたのがとある大学の通信。論文も通り、無事通信がスタートしました。ですが、お正月休みが明けて東京へ戻った後でLINEをやりとりしていると、「通信を辞めようかと思っている」といった内容が送られてきました。

本人曰く、卒業まであと5年ほどかかると考えると、その5年間に必死に働いて稼いだ方がいいかもとのこと。通信を続けても、5年後に就職できるか分からない。できたとしても婚期が遅れて、結婚できないままでは親に孫の顔見せてあげられないといいます。つまり、学業続けても、その方が明るい未来につながる根拠がない、というのです。

今まで、成功体験・達成感を経験せずに成長したからなのかもしれません。私の育て方がいけなかったのかも……と悩んでいます。主人にはなかなか相談できずにいます。以前、主人に相談した時に、「お前が東京に行かしたんやろ」と言われたことを負い目に感じ、結果、一人で抱え込んでいます。主人の思いとしては、「基本、通信で通うということは働きながら勉強するんや。だから、来年いっぱいで仕送りは終わりやと思ってる」と私に言ってきました。

私は、息子に通信を続けて自信を持ち、これからの長い社会生活へのスタートを切ってほしいのです。ちなみに息子は、引越し業者のアルバイトをしています。ただ、このバイトも恥ずかしいからやめるかも、と……。“卒業をいつできるかわからない自分”が恥ずかしいようです。

●このお悩みが出てきたのはいつからですか?
1年ほど前からです。

●ご自身では、この悩みの原因はどこにあると感じていますか?
息子の自信のなさ。慎重すぎて一歩が出ない。そして変に頑ななところでしょうか。主人の考えの固さゆえに、私も息子もなかなか相談しづらい状況です。

●この悩みを解決してどのようになりたいですか?
過去にしていなかった積み重ねを、今からは明るい未来のための積み重ねをしていって、みんな笑顔でいられる日々を送りたいです。

(ケロ子・52歳)
現在の家族構成:既婚
配偶者の年齢:52歳
子どもの年齢:長女24歳・長男22歳
職業:パート・アルバイト
業種:教育、学習支援

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アン ミカマインドで光の出口へ導く“人生トリセツ本”大好評発売中!

 

<作品紹介>
『Let’s Do アンミカ!
アン ミカのポジティブ相談室』

アン ミカ(著)

悩んでいるのは、一生懸命生きてる証(あかし)。
今、暗闇を感じているあなたへ、アン ミカさんが温かい言葉で光の出口へ導きます。みんなの悩みの中に、あなたの答えがきっとある! 寄せられたお悩みと真摯に向き合い、アンミカ流の哲学を語っています。令和版「ええじゃないか」とも言える「アンミカーニバル」のMV視聴QRコードが先行特典として付いており、悩みを抱えていても、歌い踊って、気分を晴らしてほしいという思いが込められています。


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