サニタリー吸水ショーツが注目されるなど、最近ますます熱視線が注がれるフェムテック。女性の悩みをテクノロジーで解決してくれるフェムテックギアを活用すれば、何から手をつければよいかわからなかった更年期への備えもできます。今年注目の骨盤底筋トレーニングアイテムの中から、すぐに始められる4つをご紹介します。
あなたは大丈夫?自覚症状がある人は要注意
見えるところは気をつけていても、見えないところのケアはついつい見落としがち。その最たるものの1つが「骨盤底筋」。その名の通り骨盤の底にある筋肉で、膀胱や子宮、直腸を支えています。
腹筋や背筋などとは違い、目に見えない上に、鍛え方もわからないため、何もしなければ衰える一方。尿もれや子宮の下垂感がある人は、もう衰えの自覚症状が出ているということ。今、自覚症状がなくても、出産、加齢で間違いなくダメージを受けて衰えていく筋肉なのです。
骨盤底筋トレーニングは、いわゆる膣トレと同義ですが、「雑誌の特集で膣トレが注目されたときは、彼氏やパートナーなど”誰かのために”鍛えることが前提でした。それが最近は”自分のために”に骨盤底筋トレーニングを行いたい30〜50代からの問い合わせが増えています」というのはフェムテック専門商社ラブピースクラブの山本さん。
骨盤底筋トレーニングの効果で、わかりやすいのが尿もれの改善。早い人ではトレーニング開始から1〜2週間で、尿もれの量や回数などの減少を実感できるそう。そのほか、体内のインナーマッスルを鍛えるので下腹部シェイプアップが期待できたり、筋肉がつくことで体内が熱を持ち、冷え解消にもつながるんだとか。また、骨盤底筋がつくことで、骨盤が正しい位置に収まり、便秘解消や子宮脱など将来の病気への備えもできるといいことづくめです。
まず気軽に始めるには、アプリストアで「骨盤底筋トレーニング」で検索して、無料アプリからちょっと試してみるのもあり。
力を入れたり抜いたりするタイミングを指示してくれ、トレーニングログを記録しておけるので、どんなものか知りたい人の取っ掛かりには◎。
ただ、アプリでトレーニングしていると「力を入れているけどこれでいいの?」「これが正しい方法?」と、初心者だとうまくできているかどうかよくわかりません。
普段使わない筋肉なので、それが正しいのか自分では判断できないのがこのトレーニング。そこでもっと気軽に、日常生活に取り入れられるのがケーゲルボールです。
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