fashion

ようやくの春の陽気に誘われて...「ハウスオブロータス」花柄スカートの出番です！

2022.4.7

松井陽子

ファッションエディターの松井陽子さんが、ハウスオブロータスのフラワープリントのスカートを紹介します。

皆さま、こんにちは。
お変わりなく、お元気ですか？

いよいよ、新学期。新しい毎日が始まりました。

そして、ようやく……。ようやく暖かくなりましたね！

待っていたのよー、この春の陽気ー！　春と冬を行ったり来たり、そのペースに追いつけずなかなか衣替えもできずにおりましたが、さすがにもういいかな。

そんな今日この頃。ようやく出番を迎えそうなのが、このスカート。ハウスオブロータスのこの春の新作です。

展示会でも「フローラ」「開花」というようなキーワードを耳にすることが多かった今シーズン。めぐりめぐってやってきた春に、生き生きと咲く花や、空に向かって枝葉を広げていく植物に祝福を感じるのは私たちの中にある自然な感性なのでしょう。花柄や植物のモチーフは眺めるでけでもうれしくて、身に纏うと、なんだか気分まで華やがせてくれます。

先行きの不透明感は未だに払拭できませんが、それでも２年前の春を思えば、ベターを選びながら前を向いていくことができるようになりました。そして、日々の生活の中にある小さな幸せを見つけるのが上手になった、そう思うのは私だけではないはずです。

花や植物に素直に心が惹かれ、愛でたいという気持ちもまた同じなのかもしれません。これまであまりに身に着けることもありませんでしたが、この春はぐいっと引っ張れるように目に留まります。

生地感とデザインは甘めですが、どこかエスニックなモチーフと配色で個性的に仕上がったこのスカートは存在感も十分。一枚で華やがせてくれるので、これからの薄着の季節に重宝しそうです。

ご近所スタイルならTシャツとビーチサンダルで完成！　お仕事の日は、こんなふうに黒の中に効かせて。モチーフの中にも黒があるので唐突にならず、意外と落ち着きよくまとまります。春から夏にかけて大活躍必須なロンTはスローンのもの。超長綿の光沢感のおかげでラフになり過ぎず、でもTシャツのカジュアルさがいい塩梅。このTシャツはとにかく万能です！　靴もマニッシュなローファーにすれば、リゾートっぽさがほどよく引き算されます。……裸足の季節まで、もうあと一歩ですね！

裸足といえば、夏に前のめりな我が家のご近所さんたちはそろそろビーサンもちらほら（笑）。　朝晩はまだ油断できませんが、日中の陽射しのもとならついつい気持ちは傾きますね。

ここから夏の終わりまで、気持ちはずっと上々なのが湘南の人のいいところ。「ようやく今年が始まった！」というわくわくムードが街中に溢れていますよ。いい季節が始まりました！

次回はもっと暖かくなっているのかな。楽しみです。
ではまた２週間後に。どうぞお元気で！