流行中のシンプルなミニボブ。40代があか抜けるコツは？【前髪ありなし洗練ボブ3選】

“ミニボブ”と呼ばれる短め＆シンプルなデザインのボブが人気です。大人年齢の私たちがトライするなら、自然な黒髪と組み合わせて瑞々しさのある艶やかな質感を意識するとあか抜け感が上昇。前髪あり＆なしのコンパクトなボブを紹介します。

シンプルなデザインのボブは
ウェットな質感を味方につけて！
 

「ミニボブ」と呼ばれる、リップラインで切り揃えたシンプルなボブがトレンドです。スタイリッシュかつカジュアルでとても魅力的ですが、輪郭が強調されやすいデザインのため、大人世代はハードルが高いと感じる人もいるのでは？　ポイントは長さを顎レングスにすること。毛先に動きが出ると輪郭補正効果がアップして似合わせの幅が広がります。

また、コンパクトなボブは、毛束感を強調するとストレートラインでもメリハリが生まれてツヤも出るので、洗練された印象に。スタイリングの仕上げにはぜひヘアオイルやバームを使用しましょう。

今回は春から初夏にお似合いの、爽やかで抜け感あるボブを人気サロンが提案します。

ワンレングスのミニボブなら
黒髪に似合う大人モードな印象に

深山純青さん・49歳

サラリとしたストレートの髪質を生かし、顎の長さに揃えたワンレングスヘア。毛先側を直線的にカットしていますが、内側だけ間引いて軽さを出すことで、ほんのりと丸みを演出。収まり感のあるシルエットに導きます。比較的、髪が多くて硬い人に適していますが、うねりが出やすい人はストレートパーマを加えると、梅雨の季節でもスタイリングがラクに決まります。
担当スタイリスト・宮崎直哉さん（Tierra Harajuku）

side＆back
顎ラインで平行にカットしたシンプルなボブ。前髪も同じ長さで揃えることで、輪郭と首をすっきり演出できます。ナチュラルなブラックのカラーリングで、クールな雰囲気を引き出しました。

バングありのスクエアボブは
ウェットな質感で時代をリード

生山アキさん・42歳

裾を切りっぱなしにしたスクエアなボブスタイル。前髪もまぶたのラインでパツンと切り揃え、エッジーな雰囲気を強調しました。「ボブはシンプル故、髪の質感が目立ちます。年齢と共にパサつく髪には、多めのヘアオイルを根元から全体に付けることでツヤと束感を演出できます」と、担当の原田さん。ウェットな前髪やサイドシルエットは、それだけでおしゃれ感のある印象！　あか抜けボブを目指す人はぜひ真似てみて。
担当スタイリスト・原田直美さん（grico harajuku）

side＆back
ストレートのボブですが、毛先だけほんのりと外ハネにすると、トレンド感と垢抜け感が出ます。ブローのとき、ブラシで外ハネにクセ付けすると自然なハネ感が生まれるので、サイドの見た目にも軽さも出て華奢な印象に。

洗練された顔立ちを作る
フワッと軽いバルーンボブ

野渡美紀さん・42歳

「最先端なボブは躊躇するけれど、トレンド感は取り入れたい」。そんな人におすすめなのが、表面に軽さを加えたバルーンボブです。ベースは前上がりのショートボブですが、中間から毛先に少しだけレイヤーカットを加えると、全体に空気感が出て華やかなボリュームがアップ。上品さのある丸みが、多幸感に満ちた表情を作ります。自然な黒髪にもマッチするので、美人系ヘアを好む人はぜひ！
担当スタイリスト・バタコさん（grico harajuku）

side＆back
ペタンとしやすい後頭部は、グラデーションカットで丸みを構成。横から見たとき、きれいなラウンド感が手に入るので華やかさが生まれます。えり足もすっきり収まり、気になる広がりも解消されます。

この夏もボブブームは続きそうですが、シンプルなデザインだからこそ、髪色や質感に清潔感を与えることが大切になります。オイルやバームなど、今どき感の出るスタイリング剤を取り入れながら、艶やかに輝く美髪ボブを目指しましょう！

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