離れていても、近くにいても……子どもがいくつになろうと心配したり、力になったりしてくれる、ありがたい存在のお母さん。だからこそ母の日にはちょっとスペシャルな、お母さんがときめくようなケーキや焼き菓子をプレゼントしたいと思いませんか。

 

母世代にはたまらない!バタークリームのケーキ2選

 

その昔、バタークリームが全盛だった時代がありましたが、いつしか生クリームにとって替わられ……しかしまた数年前からバタークリームのケーキがじわじわと注目を集めています。

とはいえ、1度衰退したため、なかなかバタークリームのケーキというのは見つからないんです。私の母などは「生クリームもいいんだけど、たまにバタークリームのケーキを食べると懐かしくてほっとするのよねぇ」と言います。そこで母世代が喜ぶ、バタークリームのケーキをご紹介します。
 

時季によって描かれる植物が変わる

まず1つ目のバタークリームケーキは、1968年、六本木にオープンしたフランス菓子専門店「ルコント」から。プラリネを使ったバタークリームとヘーゼルナッツのダックワーズ生地を合わせたものをチョコレートでコーティングした「パトリシアン」は、春には桜、母の日にはカーネーション、そして10月にはかぼちゃ、冬には柊が描かれるなど、上部に描かれる絵が季節ごとに変わる楽しみがあるケーキ。

ちなみに4月1日から5月1日までの約1ヵ月間は、すずらんが描かれ、「ガトーミュゲ」という名前に変わります。このすずらんバージョンも素敵なので、早めの母の日を楽しむ人にはおすすめですし、母の日を過ぎてしまっても9日からはバラが描かれるので、「当日お祝いできなかった」と言う人はこちらもおすすめです。
 

「コロンバン」の花束のようなバターデコレーション

母の日バターデコレーション(直径12cm)¥2700/コロンバン ※別添、カーネーション造花、ろうそく小付き。

1924年創業。日本で初めて本格的なフランス菓子を提供した洋菓子メーカー「コロンバン」。この歴史ある洋菓子店が作る、こだわりのバターデコレーションケーキ。“母の日の名物”として非常に高い人気を誇ります。

この懐かしいお花のデコレーション! 私と母など「懐かしい!」となりますが、子どもたち(大学1年生と小学5年生)にとっては、「何これ!? めちゃくちゃかわいいデコのケーキ!」と大喜び。バタークリームデコレーションも、今の若い世代にとっては“新鮮なかわいさ”に映るようです。

食べれば、鼻に抜ける濃厚なバターの香り……さすが老舗が自信を持って作るバタークリーム! 都内近郊の店舗(東京駅グランスタ店、京王新宿サロン、新宿小田急本館、池袋東武店など)にて、5月5日から5月8日まで販売していますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
 

これはうれしい! 完全受注生産の缶入りチーズケーキ

「HAPPY SUGAR」は、新潟県村上市にあるスイーツ店。こちらのお店で創業以来、不動の人気を誇るのがチーズケーキの「チーズチーズ」。“缶に入ったチーズケーキ”というのもめずらしいですよね。

しっかりとした食べ応えのある濃厚なチーズケーキで、甘すぎないのもいいところ! アプリコットジャムのさわやかな酸味も効いているため、紅茶やコーヒーはもちろんですが、私のおすすめはワインと合わせて食べること。お酒が飲めるお母さまへのプレゼントであれば、辛口のプロセッコとセットにしてギフトにするのも素敵です。
 

開けたときのときめきが他にはない、“半熟カヌレ缶”! 

1990年代後半に第一次ブームになった「カヌレ」が、今、第二次ブームを迎え、新たに注目されています。大阪・八尾市にある、店内で焼き上げる自家製バウムクーヘンとコーヒーの店「フランシージェファーズ」のカヌレは、めずらしい“半熟タイプ”。

しっとりとした半熟な食感が最大の魅力で、最高峰のブルボンバニラと芳醇なラム酒をふんだんに使って焼き上げています。さまざまなタイプがありますが、母の日におすすめするのは、華やかな花柄の缶に入ったアソートタイプ。ふたを開ければ、ふた口ほどで食べられる小ぶりなカヌレが並んでおり、そのビジュアルのかわいさにお母さんもきっと喜びます! 

いかがでしたか。懐かしのバタークリームケーキに、ちょっとめずらしい缶入りケーキ&焼き菓子。ぜひ日頃の感謝を込めてお母さんにプレゼントしてみてください。
 

母の日ギフトにもぴったり!思わずうっとり、お菓子缶の世界
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構成/佐野倫子


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