副業・複業。働き方が自由になったいまこそ、挑戦してみたいですよね。
そこでパラキャリアを軌道に乗せた先輩にインタビュー。「一歩を踏みだした瞬間」と、その新しい世界を、教えて二足のわらじさん!
WEBマーケティング事業の傍ら、大躍進中のテーブルウェアブランド『HOMARe:』(ほまれ)を運営する小島あり彩さん。彼女のキャリアの道のりを伺います。
若き日の小島さんは、自立したい一心で高校を辞め、鶏肉工場のアルバイトからキャリアをスタート。その後、営業としてガムシャラに働く小島さんは、酵素ドリンクを扱う新事業を任され、一念発起、起業することに。順調に事業が拡大しますが、小麦アレルギーを発症、事業を畳みます。人や地球に優しい商品を生み出したいと考えるようになる小島さんが出会ったのは「有田焼」でした。
「有田焼」に心惹かれた理由
私はもともと伝統工芸品に強い興味があったわけではありません。
でもその有田焼は、私の先入観を覆す、モダンで心ときめく佇まいでした。これを、私のようにまだ伝統工芸品になじみのない若年層に伝えることができたら、と思いました。その架け橋こそが私の役目に思えたのです。
丈夫なので「ときめくものを長く使う」という、地球にやさしい暮らしの一歩を踏み出せるところ。伝統技術を大切にしながらも、心ときめくモダンなデザイン。有田焼はまさに私の思う「エシカル」を体現していました。この素晴らしさを共有するお手伝いをして、窮地に立っている窯元さんのお役に立ちたい。シンプルに、強く、そう思いました。
これが現在、私がオーナーをつとめるブランド「HOMARe:」の始まりです。
小島さんがスタートしたテーブルウエアブランド「HOMARe:」の世界
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